グロウアップ
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「試合?」
「おー、インカレっていうでっけー大会があんだよ」
「三井くんがお酒断ちするくらいなんだから相当大事なんだね」
「これのために大学行ってるからな」
三井くんのバスケの試合があるそうで。
だからそういうときはしばらくお酒は飲まないらしい。
それなら目の前で飲むのは酷かなと私も控えてたら「遠慮すんな」って。そんなこと言ってもねぇ、普通遠慮しちゃうよね。
「若宮もし予定あいてたら観に来いよ」
「えっ!?普通の人も行けるの?」
「全然行ける。諸星の女も来るんじゃねぇ?」
「そうなんだぁ。うん!行きたい!」
「じゃあアドレス教えとくか」
「そういえば初めて交換するね」
「確かにそーだな」
私たちってちょくちょく会ったり飲んだりしてるけど、アドレスも、住んでる家も、なーんにも知らない。知ってるのは名前と歳だけ。
コンビニで約束したり、三井くんが走ってるところに遭遇したりしてお互い気が向いたら誘って公園、みたいな。
我ながらちょっと不思議な関係だと思う。
「うわ、すげーストラップ」
「可愛いの見つけたらつい買っちゃうんだよね〜」
ビーズやマスコットのキーホルダーがジャラジャラついた私の携帯を見て三井くんが眉をひそめる。
この可愛さは彼には理解できないみたいだ。
いーもんね、私は可愛いと思ってるもん。
後日三井くんがメールで試合の日程を教えてくれて、シフトと照らし合わせたら行ける日があった。
メールによると「負けたら試合なくなるから早めに来いよ。負けねぇけど」だって。
三井くん、勝てたらいいなぁ。
すごい、人がいっぱいだ。
試合会場に着いて席に座ってからキョロキョロと辺りを見渡した。
スポーツ観戦って今まで縁がなかったけど結構盛り上がってるんだなぁ。
そうだよね、野球とかサッカーとか一生懸命応援してる人多いもんね。
私もこれがきっかけでハマっちゃったりして。
えーっと、三井くんのチームは………あっちか。
あ、いた。三井くん。ユニフォーム着てる。
ジャージ姿はよく見るけど、こうやってユニフォームを着てるところは初めて見た。
かっこいいじゃん三井くん〜!
あ、あの人、三井くんのお友達だ。
イケメンはユニフォーム姿もサマになるね〜!
前にあの人の彼女を三井くんのイイヒトと勘違いしちゃったんだよね。
今日は来てるのかな、彼女。あのときは一方的にイヤな感じに思っちゃってごめんね。
試合は三井くんのチームが勝った。
私は全くの素人だけど、彼らが強いチームだということを今日のゲームを見るだけでも感じた。三井くん、やったね!
“試合みたよ♪おめでとう!また感想言うね(^з^)-☆”
家に帰ってからも興奮冷めやらぬままの私は三井くんにメールを送った。
“了解。またコンビニ行く。”
男の子のメールって淡白で面白いよね。
顔文字とか送らないのかな?
三井くんそういうの苦手そうだけど。
「三井くんすごかったよ!」
「おー」
試合を観てから数日後、三井くんがコンビニに来たからいつものように公園に集合した。
「なんかね、速かった!」
「なんつー感想だ。小学生かよ」
「だって本当だもん!速くてさぁ、ボールもあっちこっちいってて!」
「あっちこっち………面白かったか?」
「面白かった!三井くんのシュートすごいね!」
「そーかよ」
「あー!照れてる!」
「うるせぇ」
知識がないからこの興奮をうまく伝えられないんだけど、ずーっと走ってるのとか本当にすごいと思ったし、三井くんが毎日のようにランニングしてる理由がちょっとだけわかった気がする。
「遠いところからシュッ!シュパーッて!」
「ワードセンス終わってんな」
「もー!褒めてるのに!」
「くくっ、ワリ、サンキューな」
「また行きたい!」
「おー、来いよ」
ちょっと趣味が増えたみたいで嬉しいな。
三井くんの新しい一面も見られたし!
「三井くんメールそっけないって言われない?」
「は?普通だろ」
「あはは!うん!普通普通!」
「んだよ……」
「おー、インカレっていうでっけー大会があんだよ」
「三井くんがお酒断ちするくらいなんだから相当大事なんだね」
「これのために大学行ってるからな」
三井くんのバスケの試合があるそうで。
だからそういうときはしばらくお酒は飲まないらしい。
それなら目の前で飲むのは酷かなと私も控えてたら「遠慮すんな」って。そんなこと言ってもねぇ、普通遠慮しちゃうよね。
「若宮もし予定あいてたら観に来いよ」
「えっ!?普通の人も行けるの?」
「全然行ける。諸星の女も来るんじゃねぇ?」
「そうなんだぁ。うん!行きたい!」
「じゃあアドレス教えとくか」
「そういえば初めて交換するね」
「確かにそーだな」
私たちってちょくちょく会ったり飲んだりしてるけど、アドレスも、住んでる家も、なーんにも知らない。知ってるのは名前と歳だけ。
コンビニで約束したり、三井くんが走ってるところに遭遇したりしてお互い気が向いたら誘って公園、みたいな。
我ながらちょっと不思議な関係だと思う。
「うわ、すげーストラップ」
「可愛いの見つけたらつい買っちゃうんだよね〜」
ビーズやマスコットのキーホルダーがジャラジャラついた私の携帯を見て三井くんが眉をひそめる。
この可愛さは彼には理解できないみたいだ。
いーもんね、私は可愛いと思ってるもん。
後日三井くんがメールで試合の日程を教えてくれて、シフトと照らし合わせたら行ける日があった。
メールによると「負けたら試合なくなるから早めに来いよ。負けねぇけど」だって。
三井くん、勝てたらいいなぁ。
すごい、人がいっぱいだ。
試合会場に着いて席に座ってからキョロキョロと辺りを見渡した。
スポーツ観戦って今まで縁がなかったけど結構盛り上がってるんだなぁ。
そうだよね、野球とかサッカーとか一生懸命応援してる人多いもんね。
私もこれがきっかけでハマっちゃったりして。
えーっと、三井くんのチームは………あっちか。
あ、いた。三井くん。ユニフォーム着てる。
ジャージ姿はよく見るけど、こうやってユニフォームを着てるところは初めて見た。
かっこいいじゃん三井くん〜!
あ、あの人、三井くんのお友達だ。
イケメンはユニフォーム姿もサマになるね〜!
前にあの人の彼女を三井くんのイイヒトと勘違いしちゃったんだよね。
今日は来てるのかな、彼女。あのときは一方的にイヤな感じに思っちゃってごめんね。
試合は三井くんのチームが勝った。
私は全くの素人だけど、彼らが強いチームだということを今日のゲームを見るだけでも感じた。三井くん、やったね!
“試合みたよ♪おめでとう!また感想言うね(^з^)-☆”
家に帰ってからも興奮冷めやらぬままの私は三井くんにメールを送った。
“了解。またコンビニ行く。”
男の子のメールって淡白で面白いよね。
顔文字とか送らないのかな?
三井くんそういうの苦手そうだけど。
「三井くんすごかったよ!」
「おー」
試合を観てから数日後、三井くんがコンビニに来たからいつものように公園に集合した。
「なんかね、速かった!」
「なんつー感想だ。小学生かよ」
「だって本当だもん!速くてさぁ、ボールもあっちこっちいってて!」
「あっちこっち………面白かったか?」
「面白かった!三井くんのシュートすごいね!」
「そーかよ」
「あー!照れてる!」
「うるせぇ」
知識がないからこの興奮をうまく伝えられないんだけど、ずーっと走ってるのとか本当にすごいと思ったし、三井くんが毎日のようにランニングしてる理由がちょっとだけわかった気がする。
「遠いところからシュッ!シュパーッて!」
「ワードセンス終わってんな」
「もー!褒めてるのに!」
「くくっ、ワリ、サンキューな」
「また行きたい!」
「おー、来いよ」
ちょっと趣味が増えたみたいで嬉しいな。
三井くんの新しい一面も見られたし!
「三井くんメールそっけないって言われない?」
「は?普通だろ」
「あはは!うん!普通普通!」
「んだよ……」