ウチとボク
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今年は千花チャンが店におらんかった。
2年も連続で会うたんは偶然や。わかっとる。
「あっくん!シーフードお待ち!」
「オッチャンありがとう」
「今日千花チャンは?」
「ああ、千花は彼氏とデート行ってんねん」
「あ…そうなんや」
「今日の化粧はごっついマツゲやったで~ラクダか!いうくらいの!」
そうか……彼氏できたんやな。
いや、ボクが知らんだけで今までもずっとおったんかもしれん。
「昔はあっくん一筋やったのになあ~!」
オッチャンの言葉にポカンとするボクに
「あ、ゴメンな、もう時効かと思ってな」
「はは、そうですね」
そうや。
もう、時効や。
5年も前のことやもんな。
「ガサツな千花にあっくんみたいな男前は勿体無いわな~」
「そんな、ボクなんか全然や」
ホンマ……
全然や、ボクなんか。
肝心なことから逃げた、ズルイ奴や。
ボクはな、千花チャンと一生一緒におりたかった。
あの時は15、6の子供やったけど、
ホンマに、ホンマに、
本気でそう思っといたんよ。
「オッチャン、ボクな、千花チャンより好きな子、でけへんみたいや……」
「あっくん……」
「でもな、千花チャンが幸せやったら、ボクも幸せや」
ボクにはバスケがある。
それでエェ。
「花火大会?行ったよ。あと牧と藤真に会った」
「ふぅーん」
「三井クン、お盆にエェ事あったん?」
「バッ!何もねぇよ!」
「土屋は?」
「んー、去年と同じ、かな?」
「かなって何だよ、かなって」
同じやけど、ちょっと違う気もすんねん。
ちょっとだけ、素直になれた…かな。
2年も連続で会うたんは偶然や。わかっとる。
「あっくん!シーフードお待ち!」
「オッチャンありがとう」
「今日千花チャンは?」
「ああ、千花は彼氏とデート行ってんねん」
「あ…そうなんや」
「今日の化粧はごっついマツゲやったで~ラクダか!いうくらいの!」
そうか……彼氏できたんやな。
いや、ボクが知らんだけで今までもずっとおったんかもしれん。
「昔はあっくん一筋やったのになあ~!」
オッチャンの言葉にポカンとするボクに
「あ、ゴメンな、もう時効かと思ってな」
「はは、そうですね」
そうや。
もう、時効や。
5年も前のことやもんな。
「ガサツな千花にあっくんみたいな男前は勿体無いわな~」
「そんな、ボクなんか全然や」
ホンマ……
全然や、ボクなんか。
肝心なことから逃げた、ズルイ奴や。
ボクはな、千花チャンと一生一緒におりたかった。
あの時は15、6の子供やったけど、
ホンマに、ホンマに、
本気でそう思っといたんよ。
「オッチャン、ボクな、千花チャンより好きな子、でけへんみたいや……」
「あっくん……」
「でもな、千花チャンが幸せやったら、ボクも幸せや」
ボクにはバスケがある。
それでエェ。
「花火大会?行ったよ。あと牧と藤真に会った」
「ふぅーん」
「三井クン、お盆にエェ事あったん?」
「バッ!何もねぇよ!」
「土屋は?」
「んー、去年と同じ、かな?」
「かなって何だよ、かなって」
同じやけど、ちょっと違う気もすんねん。
ちょっとだけ、素直になれた…かな。