初恋cherry.番外編
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今日は球技大会。
文化祭以降少しずつ受験ムードが高まっているけど、今日は3年生も息抜きして楽しもうって雰囲気で。
私はバレーで、諸星くんはサッカー。
勿論自分のクラスを応援してるけど、空き時間に諸星くんの試合があると観に行ってコッソリ応援。
「諸星くんサッカーもうまいね」
「うん!うん!かっこいいよぉ~」
私に付き合って一緒に観てくれているユッちゃんの腕にしがみついて小声で声援をおくる。
サッカーをする諸星くんも素敵だなぁ。
もちろんバスケしてるところが一番なんだけど。
「諸星せんぱぁい!頑張ってくださぁい!」
「キャァァァ!かっこいーっ!」
グラウンドの端でピョンピョン跳ねてる女の子達。
1年生かな、すごい、積極的だなぁ。
「咲季もすれば?」
「無理だってわかってて言ってるでしょ?」
「あはは、ピンポーン」
「もう!」
「咲季はもうちょっと私の彼氏感出してもいいと思うけどね~?」
私の彼氏感、かぁ……
でもなぁ、あんまり欲張るとバチが当たりそうって思っちゃう。
だってあの諸星くんの彼女になれたんだよ?いまだに自分でもビックリしてるもん。
それに、諸星くんに憧れる気持ちすっごくわかるから…ちょっとくらいは仕方ないというか、目をつぶらなきゃね。うん。
自分のクラスは男女共早々に負けてしまったから、体育館の外でクラスの友達と集まっておしゃべりに花を咲かせる。
もう少ししたら諸星くんの試合を観に行こうかな。
「咲季」
「わ、諸星くん!」
トントン、と後ろから肩をたたかれて振り向くと諸星くんが立っていて。
大好きな人の突然の登場に心拍数が跳ね上がる。
「お疲れ。まだ試合残ってる?」
「ううん、もう負けちゃったから」
「そっか、今ちょっと抜けれる?」
「うん、大丈夫だよ」
「原田さん、咲季借りてくね?」
「いーよいーよ!いってらっしゃーい!」
「はは、ありがと」
友達に見送られながら諸星くんと体育館を離れた。
「部室棟の方でも行く?」
「そうだね」
体育館やグラウンドの周りは人がたくさんだけど、少し離れた部室棟の周りは誰もいなくてすごく静かだ。
「ここ座ろっか」
「うん」
並んで座ると、諸星くんが私の手をとってギュッと握ったり指を絡ませたりしてくる。
諸星くんにとっては軽いスキンシップなんだろうけど、私をドキドキさせるには充分すぎるくらいの行為で。
「諸星くん、試合は?」
「んーと、次の次、かな」
「じゃあまだ大丈夫だね」
「種目バスケが良かったなー」
「ふふ、誰も勝てなくなっちゃうよ」
「まぁそうなんだけどさぁ」
「諸星くん、サッカーも上手なんだね」
「あ、見てた?」
「うん!すっごくかっこよかった!」
「ありがと。咲季もさ、頑張ってた」
「えっ!見てたの?」
「うん、もちろん」
「えぇ~恥ずかしいな、私下手だし」
「一生懸命やってて可愛かった」
諸星くんのストレートな発言を受けて顔に熱が集まってくるのがわかる。
「はは、照れてる」
「だって、照れちゃうよ」
「可愛い」
「……!」
………ダメだ。諸星くん、すごい。
付き合って数ヶ月たつしこういう人なんだって少しずつわかってきたけど、改めてそう思った。これ以上好きにさせるなんてズルイよ。
たまらずほっぺたを両手で包んでクールダウンさせる。はぁ、熱い。
「咲季、」
「ん?」
「キスしていい?」
「えっ!学校だよ?」
「今誰もいないし。……ダメ?」
「ダ、ダメっていうか…あの…」
諸星くんの突然の発言に動揺して目が泳ぐ。
「ダメっていうか?」
「ダメじゃないけど、その…」
「ダメって言わないんだ?」
諸星くんがイタズラっぽく笑って私の顔を覗き込む。
「ぃ、意地悪…!」
だって、ダメって言ってキスしてもらえなかったらって思うと……言えないよ。
「うん、意地悪だよ。嫌い?」
「そんな、嫌いなわけないよ」
「じゃあ何?」
「………す、すき、だよ」
「俺も好き」
諸星くんの顔が近づいてきて、そっと目を閉じると唇が触れ合った。
敵わないなぁ、もう。
私の心臓がもたなくなっちゃいそうだよ。
唇が離れると同時にキョロキョロと周りを見回すと、そんな私を見て諸星くんが吹き出した。
「くくっ、確認?」
「だって…」
「大丈夫だよ」
「誰もいなかった?」
「見られてもヘーキ」
「それはダメ!」
「あ、やっぱダメだ」
「そう!ダメだよ!」
「だって咲季の可愛いトコ見られるのイヤだし」
「~~~っ!」
「さ、そろそろ行こっかな」
「う、うん、試合頑張ってね」
「元気もらったし頑張れそう」
諸星くんは私の頭をポンポンとたたいてグラウンドに走っていった。
私は諸星くんの背中を見送りながら、さっきまで彼と触れ合っていた唇を指でなぞる。
……学校でキスしちゃった。
こんなのって漫画とかドラマの中だけのことだと思ってたのに。ちょっと憧れてたから…嬉しいな。
自分だったら絶対にできないことを諸星くんはいとも簡単にやってのける。これって当たり前のことじゃないよね。
私が諸星くんの彼女でいられることも、当たり前じゃない。
私も、諸星くんの隣にいて恥ずかしくない彼女になれるように頑張ろう!
「咲季おかえり~!」
「ただいま」
「ねぇ咲季顔赤くない?」
「っ!あかっ!くないよ!」
「ヒューウ!青春ですな~」
「もうっ!ユッちゃん!」
さ、応援行かなきゃ!
文化祭以降少しずつ受験ムードが高まっているけど、今日は3年生も息抜きして楽しもうって雰囲気で。
私はバレーで、諸星くんはサッカー。
勿論自分のクラスを応援してるけど、空き時間に諸星くんの試合があると観に行ってコッソリ応援。
「諸星くんサッカーもうまいね」
「うん!うん!かっこいいよぉ~」
私に付き合って一緒に観てくれているユッちゃんの腕にしがみついて小声で声援をおくる。
サッカーをする諸星くんも素敵だなぁ。
もちろんバスケしてるところが一番なんだけど。
「諸星せんぱぁい!頑張ってくださぁい!」
「キャァァァ!かっこいーっ!」
グラウンドの端でピョンピョン跳ねてる女の子達。
1年生かな、すごい、積極的だなぁ。
「咲季もすれば?」
「無理だってわかってて言ってるでしょ?」
「あはは、ピンポーン」
「もう!」
「咲季はもうちょっと私の彼氏感出してもいいと思うけどね~?」
私の彼氏感、かぁ……
でもなぁ、あんまり欲張るとバチが当たりそうって思っちゃう。
だってあの諸星くんの彼女になれたんだよ?いまだに自分でもビックリしてるもん。
それに、諸星くんに憧れる気持ちすっごくわかるから…ちょっとくらいは仕方ないというか、目をつぶらなきゃね。うん。
自分のクラスは男女共早々に負けてしまったから、体育館の外でクラスの友達と集まっておしゃべりに花を咲かせる。
もう少ししたら諸星くんの試合を観に行こうかな。
「咲季」
「わ、諸星くん!」
トントン、と後ろから肩をたたかれて振り向くと諸星くんが立っていて。
大好きな人の突然の登場に心拍数が跳ね上がる。
「お疲れ。まだ試合残ってる?」
「ううん、もう負けちゃったから」
「そっか、今ちょっと抜けれる?」
「うん、大丈夫だよ」
「原田さん、咲季借りてくね?」
「いーよいーよ!いってらっしゃーい!」
「はは、ありがと」
友達に見送られながら諸星くんと体育館を離れた。
「部室棟の方でも行く?」
「そうだね」
体育館やグラウンドの周りは人がたくさんだけど、少し離れた部室棟の周りは誰もいなくてすごく静かだ。
「ここ座ろっか」
「うん」
並んで座ると、諸星くんが私の手をとってギュッと握ったり指を絡ませたりしてくる。
諸星くんにとっては軽いスキンシップなんだろうけど、私をドキドキさせるには充分すぎるくらいの行為で。
「諸星くん、試合は?」
「んーと、次の次、かな」
「じゃあまだ大丈夫だね」
「種目バスケが良かったなー」
「ふふ、誰も勝てなくなっちゃうよ」
「まぁそうなんだけどさぁ」
「諸星くん、サッカーも上手なんだね」
「あ、見てた?」
「うん!すっごくかっこよかった!」
「ありがと。咲季もさ、頑張ってた」
「えっ!見てたの?」
「うん、もちろん」
「えぇ~恥ずかしいな、私下手だし」
「一生懸命やってて可愛かった」
諸星くんのストレートな発言を受けて顔に熱が集まってくるのがわかる。
「はは、照れてる」
「だって、照れちゃうよ」
「可愛い」
「……!」
………ダメだ。諸星くん、すごい。
付き合って数ヶ月たつしこういう人なんだって少しずつわかってきたけど、改めてそう思った。これ以上好きにさせるなんてズルイよ。
たまらずほっぺたを両手で包んでクールダウンさせる。はぁ、熱い。
「咲季、」
「ん?」
「キスしていい?」
「えっ!学校だよ?」
「今誰もいないし。……ダメ?」
「ダ、ダメっていうか…あの…」
諸星くんの突然の発言に動揺して目が泳ぐ。
「ダメっていうか?」
「ダメじゃないけど、その…」
「ダメって言わないんだ?」
諸星くんがイタズラっぽく笑って私の顔を覗き込む。
「ぃ、意地悪…!」
だって、ダメって言ってキスしてもらえなかったらって思うと……言えないよ。
「うん、意地悪だよ。嫌い?」
「そんな、嫌いなわけないよ」
「じゃあ何?」
「………す、すき、だよ」
「俺も好き」
諸星くんの顔が近づいてきて、そっと目を閉じると唇が触れ合った。
敵わないなぁ、もう。
私の心臓がもたなくなっちゃいそうだよ。
唇が離れると同時にキョロキョロと周りを見回すと、そんな私を見て諸星くんが吹き出した。
「くくっ、確認?」
「だって…」
「大丈夫だよ」
「誰もいなかった?」
「見られてもヘーキ」
「それはダメ!」
「あ、やっぱダメだ」
「そう!ダメだよ!」
「だって咲季の可愛いトコ見られるのイヤだし」
「~~~っ!」
「さ、そろそろ行こっかな」
「う、うん、試合頑張ってね」
「元気もらったし頑張れそう」
諸星くんは私の頭をポンポンとたたいてグラウンドに走っていった。
私は諸星くんの背中を見送りながら、さっきまで彼と触れ合っていた唇を指でなぞる。
……学校でキスしちゃった。
こんなのって漫画とかドラマの中だけのことだと思ってたのに。ちょっと憧れてたから…嬉しいな。
自分だったら絶対にできないことを諸星くんはいとも簡単にやってのける。これって当たり前のことじゃないよね。
私が諸星くんの彼女でいられることも、当たり前じゃない。
私も、諸星くんの隣にいて恥ずかしくない彼女になれるように頑張ろう!
「咲季おかえり~!」
「ただいま」
「ねぇ咲季顔赤くない?」
「っ!あかっ!くないよ!」
「ヒューウ!青春ですな~」
「もうっ!ユッちゃん!」
さ、応援行かなきゃ!