初恋cherry.番外編
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1コ上の諸星先輩は、カッコイイ。
すげーイケメンだし、バスケも超絶上手い。
当然女にも人気で、いつもキャーキャー言われてんのに見向きもしないストイックなところが硬派っていうか、カッケェ。
それなのに気さくで面倒見も良くて、よく俺の1on1の相手もしてくれる。
あ、俺?俺はバスケ部の後輩。
特に目立った特徴もない、モブってやつ。後輩モブ。モブ男とでも呼んでくれ。
で、諸星先輩の話に戻るけど。
大学のキャンパス内で見かけるときも男同士でつるんでて全然女っ気ないし、彼女とかいんのかな?
と、素朴な疑問を抱えていたら……
練習が終わって、部員達は部室に向かったり自主練に励んだりとそれぞれ動く。
ふと俺の視界に入った諸星先輩は、ギャラリーの方を見上げて手を振っていて。
気になる目線の先には、女の人がひとり。
その人もニコニコしながら手を振り返している。
初めて見た。諸星先輩がギャラリーの女と関わってんの。
相手の人見たことない顔だし、外部の人かな?
そんでもって、やっぱり彼女かな?
「覗き見?」
「わっ!」
突然かけられた声にビックリして身体を跳ねさせる。
振り向くと、後ろにいたのは土屋先輩と三井先輩で。
いつもニコニコ優しくて親切に色々教えてくれる土屋先輩と、ちょっとおっかないけどシュートがマジすげぇ三井先輩。
「大チャン見とったん?」
「あ、先輩、あの人って…あれ?いない…」
さっきまでいたはずの諸星先輩と女の人の姿がない。
「諸星ならあそこにいんぞ」
三井先輩が指差した先は体育館の入り口。
そこには、諸星先輩とさっき手を振ってた女の人が楽しそうに話している姿があった。
うお!頭撫でた!
わっ、何か内緒話してる!
すげー、楽しそう……
「あのっ、あの人って、諸星先輩の彼女すか?」
部内でも諸星先輩と親しい2人なら知っているかと思って聞いてみると
「咲季チャンやろ?ウン、それでな、ボクのカノジョでもあんねん」
「ええぇ!!?」
あんな普通っぽい人なのに、二股!?
しかも部内で2人ってヤバくね?
ま、魔性の女…!?
「バカ土屋、コイツ信じちまうだろーが」
「ははっ、冗談やん」
「あっ、嘘、ですか……」
ケタケタと笑う2人を心の中で軽く睨む。
でも良かった…尊敬する諸星先輩が悪い女に騙されてなくて……
「やっぱ、彼女いたんすね」
まあ、当然といえば当然か。イケメンだもんな。女が放っておくはずがない。
「高校のときから付き合うとるらしいよ」
だから周りにキャーキャー言われても見向きもしなかったのか…なるほど、納得。
諸星先輩、ああいう感じの人がタイプなんだなあ。
癒し系っつーのかな?ちっこい、小動物みたいな。
「急にそんなこと聞いてどうしたん?」
「あ、いえ、特に理由はないんすけど……」
「咲季チャンに一目惚れした?」
「イヤイヤイヤ!そんな滅相もない!」
そんなそんな!諸星先輩の彼女に横恋慕だなんてとんでもない!身の程知らずにも程がある!
「……つーことは、まさかお前ソッチ系か!!?」
「ちがっ!違いますよ!俺はノーマルです!」
何を言い出すんだこの人は…
危ない危ない、あらぬ疑いをかけられるところだった……
いや、マジで、本当に特別な理由はない。
ただ、俺は諸星先輩に憧れてて。
諸星先輩みたいなプレイヤーになりたいと思っている。
すっげぇおこがましいって、分かってるけど。
だから色々と気になるし、恋愛事情についてもそのひとつで。うん。
「咲季チャーン!」
土屋先輩が声をかけると、
彼女さんは“お疲れさまです”と言ってこっちに向かって手を振った。
「咲季!今日のメシ何?」
「お前ら絶対家来んなよ!」
三井先輩の言葉を諸星先輩がピシャリと制する。
そんなやりとりをニコニコ笑って見ていた彼女さんは、ジッと見ていた俺に気がついたのか
俺の方を見て小さくペコリと頭を下げた。
「!…ッス」
それに応えて俺も会釈で返す。
「佐々木ー!あとで1on1するかー?」
「あっ、ハイ!お願いします!」
あー、諸星先輩、カッケェなあ。
俺も、諸星先輩に少しでも近づけるように頑張ろう!
………実は
諸星先輩の彼女を見て
わ、可愛い。
と、思ったのは内緒だ。
マジで、内緒な。
すげーイケメンだし、バスケも超絶上手い。
当然女にも人気で、いつもキャーキャー言われてんのに見向きもしないストイックなところが硬派っていうか、カッケェ。
それなのに気さくで面倒見も良くて、よく俺の1on1の相手もしてくれる。
あ、俺?俺はバスケ部の後輩。
特に目立った特徴もない、モブってやつ。後輩モブ。モブ男とでも呼んでくれ。
で、諸星先輩の話に戻るけど。
大学のキャンパス内で見かけるときも男同士でつるんでて全然女っ気ないし、彼女とかいんのかな?
と、素朴な疑問を抱えていたら……
練習が終わって、部員達は部室に向かったり自主練に励んだりとそれぞれ動く。
ふと俺の視界に入った諸星先輩は、ギャラリーの方を見上げて手を振っていて。
気になる目線の先には、女の人がひとり。
その人もニコニコしながら手を振り返している。
初めて見た。諸星先輩がギャラリーの女と関わってんの。
相手の人見たことない顔だし、外部の人かな?
そんでもって、やっぱり彼女かな?
「覗き見?」
「わっ!」
突然かけられた声にビックリして身体を跳ねさせる。
振り向くと、後ろにいたのは土屋先輩と三井先輩で。
いつもニコニコ優しくて親切に色々教えてくれる土屋先輩と、ちょっとおっかないけどシュートがマジすげぇ三井先輩。
「大チャン見とったん?」
「あ、先輩、あの人って…あれ?いない…」
さっきまでいたはずの諸星先輩と女の人の姿がない。
「諸星ならあそこにいんぞ」
三井先輩が指差した先は体育館の入り口。
そこには、諸星先輩とさっき手を振ってた女の人が楽しそうに話している姿があった。
うお!頭撫でた!
わっ、何か内緒話してる!
すげー、楽しそう……
「あのっ、あの人って、諸星先輩の彼女すか?」
部内でも諸星先輩と親しい2人なら知っているかと思って聞いてみると
「咲季チャンやろ?ウン、それでな、ボクのカノジョでもあんねん」
「ええぇ!!?」
あんな普通っぽい人なのに、二股!?
しかも部内で2人ってヤバくね?
ま、魔性の女…!?
「バカ土屋、コイツ信じちまうだろーが」
「ははっ、冗談やん」
「あっ、嘘、ですか……」
ケタケタと笑う2人を心の中で軽く睨む。
でも良かった…尊敬する諸星先輩が悪い女に騙されてなくて……
「やっぱ、彼女いたんすね」
まあ、当然といえば当然か。イケメンだもんな。女が放っておくはずがない。
「高校のときから付き合うとるらしいよ」
だから周りにキャーキャー言われても見向きもしなかったのか…なるほど、納得。
諸星先輩、ああいう感じの人がタイプなんだなあ。
癒し系っつーのかな?ちっこい、小動物みたいな。
「急にそんなこと聞いてどうしたん?」
「あ、いえ、特に理由はないんすけど……」
「咲季チャンに一目惚れした?」
「イヤイヤイヤ!そんな滅相もない!」
そんなそんな!諸星先輩の彼女に横恋慕だなんてとんでもない!身の程知らずにも程がある!
「……つーことは、まさかお前ソッチ系か!!?」
「ちがっ!違いますよ!俺はノーマルです!」
何を言い出すんだこの人は…
危ない危ない、あらぬ疑いをかけられるところだった……
いや、マジで、本当に特別な理由はない。
ただ、俺は諸星先輩に憧れてて。
諸星先輩みたいなプレイヤーになりたいと思っている。
すっげぇおこがましいって、分かってるけど。
だから色々と気になるし、恋愛事情についてもそのひとつで。うん。
「咲季チャーン!」
土屋先輩が声をかけると、
彼女さんは“お疲れさまです”と言ってこっちに向かって手を振った。
「咲季!今日のメシ何?」
「お前ら絶対家来んなよ!」
三井先輩の言葉を諸星先輩がピシャリと制する。
そんなやりとりをニコニコ笑って見ていた彼女さんは、ジッと見ていた俺に気がついたのか
俺の方を見て小さくペコリと頭を下げた。
「!…ッス」
それに応えて俺も会釈で返す。
「佐々木ー!あとで1on1するかー?」
「あっ、ハイ!お願いします!」
あー、諸星先輩、カッケェなあ。
俺も、諸星先輩に少しでも近づけるように頑張ろう!
………実は
諸星先輩の彼女を見て
わ、可愛い。
と、思ったのは内緒だ。
マジで、内緒な。