初恋cherry.番外編
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今日、諸星くんと両想いになった。
諸星くんが、私のことを好きだと言ってくれて
その言葉に私も好きだと返して
付き合うことになって……
後夜祭で諸星くんと私が手を繋いでいるところを目撃した友達に質問攻めにあったけど、私はその質問にうまく答えることができなかった。
皆が色々と気になるのは当然だし分かるんだけど、誰よりも自分自身が今の状況をうまく理解できていない。
夢とも現実ともつかない、まるで雲の上を歩いているようなフワフワとした不思議な感覚の中にいて。
諸星くんと初めて話してから数ヶ月、心臓が破裂するくらいドキドキすることはあっても、このフワフワとした感覚は経験したことがない。
そんな地に足がついていない状態のまま家に帰って、ご飯を食べてお風呂に入った。
髪の毛を乾かしてから自分の部屋に戻ると、ベッドの上に置いていた携帯のランプがチカチカと光っている。
ベッドに横になって携帯を開くと
「今日はありがとう!これからよろしくね(^^)/」
諸星くんからのメール。
即、保存した。
すごい……ずっと好きだった諸星くんからメールが届くなんて。
夢みたいだ。
「夢だったらどうしよう……」
「は?何言ってんの?」
翌日、私の突拍子もない発言にユッちゃんが半笑いで返す。
「昨日メールとかしたんでしょ?」
「したけど……もしかしたら昨日からすっごく長い夢を見てるのかもしれないじゃない?」
諸星くんのことが好きすぎて、私、どうかしちゃったのかもしれないもん。
でもね、もし夢なら覚めてほしくないなあ、なんて思ってる私はやっぱりどうかしてるよ。
「夢かどうかホッペタつねってあげようか?」
「いひゃい!いひゃいよ、ゆっひゃん!」
つねられたほっぺを右手でさする。
痛い………ちゃんと、痛い。
「あはは!痛いってことは夢じゃないんじゃない?」
うん、痛かった。
夢じゃない。これ、現実だ。
「何してんの?」
「もっ!諸星くん!」
「おー諸星くん!こんにちは」
「ども。川瀬さん、飴持ってる?」
わ、わ、わ、
諸星くんがいる!目の前に!
こ、これって私に会いに来てくれたってことだよね?アメをもらいに。アメ………アメ?
「えっ?飴?」
「うん、飴。持ってたら欲しいんだけど」
「ちょっ、ちょっと待ってね?」
机の横に掛けてある鞄の中から飴が入っている小さなポーチを取り出す。
まだ頭の中はパニック真っ最中だけど、出来るだけ平静を装う。
とりあえず私のことはひとまず置いとこう。
諸星くんの望みを叶えることの方が先決だもん!
「えっと、桃とマスカット、どっちが良い?」
「ん、じゃあ~、桃!」
「はい、どうぞ」
「ありがとう。あ、今日部活観に来る?」
「うん、行っても、良いかな?」
「もちろん!じゃあ、またね」
諸星くんは、“これ、ありがとね”と飴の包みを指先で揺らして
軽く手を振りながら教室を出て行った。
諸星くんが教室からいなくなるやいなや、クラスメイトの女子が私を取り囲む。
「咲季!」
「わ~本当だったんだ!」
「やっぱ諸星くんイケメンだわ~」
「ちょっと?咲季?」
「あ~、今咲季は夢の世界にトリップ中だから」
「あはは!おーい咲季~戻ってこーい!」
「でも浮かれちゃうのわかるなあ~」
「諸星くんが彼氏かあ~良いなあ~咲季~」
すぐ近くにいるユッちゃんや友達の声が、遠くで聞こえる。
まただ。昨日感じた、あのフワフワだ。
諸星くんが私に会いに来てくれた。
小さな用事で、遠いクラスまで、わざわざ。
ユッちゃんにつねられたほっぺは痛かった。
痛かった、だから、夢じゃない。
ポケットで携帯のバイブが鳴る。
メールのボタンを押して受信フォルダを開くと
「飴ありがとう(^^)/部活来るの楽しみにしてるよ!さっき顔見たのにもう会いたい!」
やっぱり、夢かもしれない。
諸星くんが、私のことを好きだと言ってくれて
その言葉に私も好きだと返して
付き合うことになって……
後夜祭で諸星くんと私が手を繋いでいるところを目撃した友達に質問攻めにあったけど、私はその質問にうまく答えることができなかった。
皆が色々と気になるのは当然だし分かるんだけど、誰よりも自分自身が今の状況をうまく理解できていない。
夢とも現実ともつかない、まるで雲の上を歩いているようなフワフワとした不思議な感覚の中にいて。
諸星くんと初めて話してから数ヶ月、心臓が破裂するくらいドキドキすることはあっても、このフワフワとした感覚は経験したことがない。
そんな地に足がついていない状態のまま家に帰って、ご飯を食べてお風呂に入った。
髪の毛を乾かしてから自分の部屋に戻ると、ベッドの上に置いていた携帯のランプがチカチカと光っている。
ベッドに横になって携帯を開くと
「今日はありがとう!これからよろしくね(^^)/」
諸星くんからのメール。
即、保存した。
すごい……ずっと好きだった諸星くんからメールが届くなんて。
夢みたいだ。
「夢だったらどうしよう……」
「は?何言ってんの?」
翌日、私の突拍子もない発言にユッちゃんが半笑いで返す。
「昨日メールとかしたんでしょ?」
「したけど……もしかしたら昨日からすっごく長い夢を見てるのかもしれないじゃない?」
諸星くんのことが好きすぎて、私、どうかしちゃったのかもしれないもん。
でもね、もし夢なら覚めてほしくないなあ、なんて思ってる私はやっぱりどうかしてるよ。
「夢かどうかホッペタつねってあげようか?」
「いひゃい!いひゃいよ、ゆっひゃん!」
つねられたほっぺを右手でさする。
痛い………ちゃんと、痛い。
「あはは!痛いってことは夢じゃないんじゃない?」
うん、痛かった。
夢じゃない。これ、現実だ。
「何してんの?」
「もっ!諸星くん!」
「おー諸星くん!こんにちは」
「ども。川瀬さん、飴持ってる?」
わ、わ、わ、
諸星くんがいる!目の前に!
こ、これって私に会いに来てくれたってことだよね?アメをもらいに。アメ………アメ?
「えっ?飴?」
「うん、飴。持ってたら欲しいんだけど」
「ちょっ、ちょっと待ってね?」
机の横に掛けてある鞄の中から飴が入っている小さなポーチを取り出す。
まだ頭の中はパニック真っ最中だけど、出来るだけ平静を装う。
とりあえず私のことはひとまず置いとこう。
諸星くんの望みを叶えることの方が先決だもん!
「えっと、桃とマスカット、どっちが良い?」
「ん、じゃあ~、桃!」
「はい、どうぞ」
「ありがとう。あ、今日部活観に来る?」
「うん、行っても、良いかな?」
「もちろん!じゃあ、またね」
諸星くんは、“これ、ありがとね”と飴の包みを指先で揺らして
軽く手を振りながら教室を出て行った。
諸星くんが教室からいなくなるやいなや、クラスメイトの女子が私を取り囲む。
「咲季!」
「わ~本当だったんだ!」
「やっぱ諸星くんイケメンだわ~」
「ちょっと?咲季?」
「あ~、今咲季は夢の世界にトリップ中だから」
「あはは!おーい咲季~戻ってこーい!」
「でも浮かれちゃうのわかるなあ~」
「諸星くんが彼氏かあ~良いなあ~咲季~」
すぐ近くにいるユッちゃんや友達の声が、遠くで聞こえる。
まただ。昨日感じた、あのフワフワだ。
諸星くんが私に会いに来てくれた。
小さな用事で、遠いクラスまで、わざわざ。
ユッちゃんにつねられたほっぺは痛かった。
痛かった、だから、夢じゃない。
ポケットで携帯のバイブが鳴る。
メールのボタンを押して受信フォルダを開くと
「飴ありがとう(^^)/部活来るの楽しみにしてるよ!さっき顔見たのにもう会いたい!」
やっぱり、夢かもしれない。