[続]初恋cherry.
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「赤ちゃん、できたかもしれない」
震える唇から、やっと声を絞り出した。
「……赤ちゃん、ってことは、妊娠?」
「………まだ調べてないんだけど、あの、生理、こなくて…」
諸星くん、ビックリした顔してる。
当たり前だよね、こんなこと急に言われて、驚かないわけがないよ。
涙が止まらない。怖い。
諸星くんが何て答えるのかが、怖くてたまらない。
「っ、良かったあ~」
「えっ?」
諸星くんの口から出たのは、私が今まで想像してきたいくつかのセリフのどれでもなくて。
今、良かった…って、言ったよね?
「もう!別れ話かと思ったじゃん…!」
別れ、話…?
「俺、最近咲季の様子が変だなって思っててさ、電話で話してても上の空っていうか…体調悪いって言ってたからそれでかなって思ったけど、それだけじゃないような気がして…」
「だからさ、俺とうとう愛想つかされてフラれんのかなって……」
諸星くんは“もー俺かっこわるすぎじゃん”って頭をかいた。
…最近の私の態度がそんなふうに思わせちゃってたんだ……
そんなわけないのに、大好きなのに。
最悪だ私。ほんとに、最悪。
床に座っていた諸星くんが立ち上がってベッドに座り直すと、私の頬に手を添えて親指で涙を拭ってくれる。
「咲季、1人で悩ませてゴメンな?」
「っ、ううん、私も、ちゃんと相談しなくてごめんなさい…」
諸星くんは私の目をまっすぐ見て、
「咲季、」
「もしさ、本当に赤ちゃんできてたら、産んでくれる?」
「咲季がせっかく頑張って決めた就職、ダメにすることになるけど…」
「俺ん家に就職するの、どうかな?」
さっき諸星くんが涙を拭ってくれたばっかりなのに、私の目からはまた涙が溢れてきて。
「っ、ひっ、く、…良い、の?」
「良いに決まってんじゃん」
「俺の奥さんになる予定がちょっと早くなっただけだよ」
優しい口調で話す諸星くんは、私の頭をクシャってなでてくれる。
「でも、お金、かかるよ?私、貯金あんまりないよ?」
「…うん、最初は親にも迷惑かけるかもしれないけど…」
「でも俺の母さんなんか、咲季ちゃんが早くお嫁に来てくれないかしら~っていつも言ってんの。だからすげえ喜ぶと思うよ」
「あとさ、俺、春から本物の愛知の星になる予定だし?ガッポリ稼ぐよ?」
「…っ、ふふ、そうだね」
ニッ、ってイタズラっぽく笑う諸星くん
に、私も思わず笑みがこぼれた。
「よし、じゃあ行こうか」
諸星くんが立ち上がる。
「行くって…?」
「薬局。ちゃんと調べないとな」
薬局に向かう間、諸星くんはすごくご機嫌で。
「咲季は男の子と女の子どっちが良い?」
「男の子だったらやっぱり一緒にバスケしたいなー」
「でも俺、咲季似の女の子も欲しいんだよなぁ」
私はそんな彼の話を聞きながら、諸星くんは素敵なパパになりそうだな、なんて考えていた。
もちろん不安もあるけど、2人なら、諸星くんと一緒なら、乗り越えられる気がする。
私の不安な気持ちも全部受け止めてくれる諸星くんは、本当にすごい。
結局、検査薬の結果は陰性で、ホッとしたら数日後には生理がきた。
体調不良の原因はやっぱり夏バテだったみたい。あと、考えすぎ。
結果がわかってから諸星くんが、
実はすっげえビビってた、って。
私のこと不安にさせないように明るく振舞ってくれていたんだって思うと、感謝の気持ちでいっぱいになった。
「でもさ、さっき咲季に言ったことは全部本当だから」
「いつか、現実にさせような?」
諸星くん、ありがとう。
私、お仕事頑張っていっぱい貯金するね。
社会人として、諸星くんの彼女として、恥ずかしくない人になれるように努力するね。
だから、
もう少し先の未来で諸星くんとの赤ちゃんに会えたらいいな。
震える唇から、やっと声を絞り出した。
「……赤ちゃん、ってことは、妊娠?」
「………まだ調べてないんだけど、あの、生理、こなくて…」
諸星くん、ビックリした顔してる。
当たり前だよね、こんなこと急に言われて、驚かないわけがないよ。
涙が止まらない。怖い。
諸星くんが何て答えるのかが、怖くてたまらない。
「っ、良かったあ~」
「えっ?」
諸星くんの口から出たのは、私が今まで想像してきたいくつかのセリフのどれでもなくて。
今、良かった…って、言ったよね?
「もう!別れ話かと思ったじゃん…!」
別れ、話…?
「俺、最近咲季の様子が変だなって思っててさ、電話で話してても上の空っていうか…体調悪いって言ってたからそれでかなって思ったけど、それだけじゃないような気がして…」
「だからさ、俺とうとう愛想つかされてフラれんのかなって……」
諸星くんは“もー俺かっこわるすぎじゃん”って頭をかいた。
…最近の私の態度がそんなふうに思わせちゃってたんだ……
そんなわけないのに、大好きなのに。
最悪だ私。ほんとに、最悪。
床に座っていた諸星くんが立ち上がってベッドに座り直すと、私の頬に手を添えて親指で涙を拭ってくれる。
「咲季、1人で悩ませてゴメンな?」
「っ、ううん、私も、ちゃんと相談しなくてごめんなさい…」
諸星くんは私の目をまっすぐ見て、
「咲季、」
「もしさ、本当に赤ちゃんできてたら、産んでくれる?」
「咲季がせっかく頑張って決めた就職、ダメにすることになるけど…」
「俺ん家に就職するの、どうかな?」
さっき諸星くんが涙を拭ってくれたばっかりなのに、私の目からはまた涙が溢れてきて。
「っ、ひっ、く、…良い、の?」
「良いに決まってんじゃん」
「俺の奥さんになる予定がちょっと早くなっただけだよ」
優しい口調で話す諸星くんは、私の頭をクシャってなでてくれる。
「でも、お金、かかるよ?私、貯金あんまりないよ?」
「…うん、最初は親にも迷惑かけるかもしれないけど…」
「でも俺の母さんなんか、咲季ちゃんが早くお嫁に来てくれないかしら~っていつも言ってんの。だからすげえ喜ぶと思うよ」
「あとさ、俺、春から本物の愛知の星になる予定だし?ガッポリ稼ぐよ?」
「…っ、ふふ、そうだね」
ニッ、ってイタズラっぽく笑う諸星くん
に、私も思わず笑みがこぼれた。
「よし、じゃあ行こうか」
諸星くんが立ち上がる。
「行くって…?」
「薬局。ちゃんと調べないとな」
薬局に向かう間、諸星くんはすごくご機嫌で。
「咲季は男の子と女の子どっちが良い?」
「男の子だったらやっぱり一緒にバスケしたいなー」
「でも俺、咲季似の女の子も欲しいんだよなぁ」
私はそんな彼の話を聞きながら、諸星くんは素敵なパパになりそうだな、なんて考えていた。
もちろん不安もあるけど、2人なら、諸星くんと一緒なら、乗り越えられる気がする。
私の不安な気持ちも全部受け止めてくれる諸星くんは、本当にすごい。
結局、検査薬の結果は陰性で、ホッとしたら数日後には生理がきた。
体調不良の原因はやっぱり夏バテだったみたい。あと、考えすぎ。
結果がわかってから諸星くんが、
実はすっげえビビってた、って。
私のこと不安にさせないように明るく振舞ってくれていたんだって思うと、感謝の気持ちでいっぱいになった。
「でもさ、さっき咲季に言ったことは全部本当だから」
「いつか、現実にさせような?」
諸星くん、ありがとう。
私、お仕事頑張っていっぱい貯金するね。
社会人として、諸星くんの彼女として、恥ずかしくない人になれるように努力するね。
だから、
もう少し先の未来で諸星くんとの赤ちゃんに会えたらいいな。