[続]初恋cherry.
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「はぁ……」
ため息をつきながら大学内をトボトボと歩く。
今はまだ夏休みだけど、ゼミに出席するために大学に来ていて。
相変わらず体調はあまり良くない。
すごく悪いわけじゃないけど、快調ってわけでもなくて…
「おい…」
生理も、まだきてない。
毎月割とピッタリくる方だから、数日遅れているだけでも今回は不安で仕方がない。
「おい…」
諸星くんには、何も言えてない。
2人のことなんだからちゃんと相談しなくちゃいけないってわかってるんだけど、でも……
「おい!お前や!」
「はいぃ!」
背後からの勢いのある声に慌てて振り向いた。
「あっ……」
「南、さん」
「なんべんも呼ばすな」
私を呼び止めたのは、あの南さんで。
「わっ、久しぶりですね」
「おお」
「夏休み中なのに学校来てるんですか?」
「ジブンかて夏休みなのにおるやんけ」
「あっ、私はゼミで…」
「俺はサークルや」
「バスケサークルでしたっけ?南さんはバスケ上手だって諸星くんが、あっ…」
うっかり諸星くんの名前を出したことにしまったと思って口をつぐんだ。
南さんとは色々あったし、さすがに無神経だったかもしれない…
「別に気ィ遣わんでええ」
「すみません…」
「アホ、謝んな」
「それよりジブン、具合悪いんか?」
「えっ?」
「顔色悪い」
「あ、ちょっと夏バテ気味で…」
「…ちゃんと水分とりや」
「はい、ありがとうございます」
相変わらず無表情で淡々と話す南さん。
でも、心配してくれてることはよくわかる。
「ほなな」
「あ、はい。あの、何かあったんじゃ…?」
「別に。フラフラ歩いとる奴がおると思ったらアンタやったから…たまたまや」
そうだったんだ……
久しぶりに会ったのに心配かけてしまって申し訳ないな。
「アイツ…諸星とはうまくいっとるんか?」
「………はい、仲は、良いです」
南さんの質問に、即答できなかった。
諸星くんとはケンカをしてる訳じゃない。
私がひとりで抱えてモヤモヤしているだけ。
それでも、すんなりと口から言葉が出てきてはくれなくて。
「仲ええなら何でそんな顔やねん」
……え?
「何でそんな泣きそうな顔しとんのや」
「っ、そんなこと…」
「…何しとんねん、アイツ」
「あのっ!諸星くんは悪くないんです…!」
「仲が悪いとかそういうのじゃなくて、その、私の心のコンディションがちょっと、イマイチで…」
南さんの表情が曇ったことがわかって、慌てて否定した。
「それ、アイツには言うとんのか?」
答えるべきか迷ったけど、上手に嘘なんてつけない私は小さく首を横に振った。
「俺、前に言うたよな?アイツがあんたのこと悲しませたら遠慮せんって」
「そんな顔しとるの見たら、俺がどうにかしてやりたいて思うてまうやろが」
「ごめん、なさい…」
何に対して謝っているのか自分でもよくわからない。
でも、私の今の状態が良くないことだけはわかる。
「けどな、俺はあんたを困らせたいわけちゃうねん」
「諸星が好きなんやろ?」
南さんの問いに、コクンとひとつ頷く。
私の中でそれだけは変わらない。
絶対、変わらない気持ちなんだ。
「何があったか知らんけど……ほんならちゃんとぶつかれや」
「あの…ひとつ聞いても良いですか?」
「何や」
私の質問に対して南さんは、
「はっ…そんなん……」
少しだけ笑って、
ため息混じりに答えてくれた。
ため息をつきながら大学内をトボトボと歩く。
今はまだ夏休みだけど、ゼミに出席するために大学に来ていて。
相変わらず体調はあまり良くない。
すごく悪いわけじゃないけど、快調ってわけでもなくて…
「おい…」
生理も、まだきてない。
毎月割とピッタリくる方だから、数日遅れているだけでも今回は不安で仕方がない。
「おい…」
諸星くんには、何も言えてない。
2人のことなんだからちゃんと相談しなくちゃいけないってわかってるんだけど、でも……
「おい!お前や!」
「はいぃ!」
背後からの勢いのある声に慌てて振り向いた。
「あっ……」
「南、さん」
「なんべんも呼ばすな」
私を呼び止めたのは、あの南さんで。
「わっ、久しぶりですね」
「おお」
「夏休み中なのに学校来てるんですか?」
「ジブンかて夏休みなのにおるやんけ」
「あっ、私はゼミで…」
「俺はサークルや」
「バスケサークルでしたっけ?南さんはバスケ上手だって諸星くんが、あっ…」
うっかり諸星くんの名前を出したことにしまったと思って口をつぐんだ。
南さんとは色々あったし、さすがに無神経だったかもしれない…
「別に気ィ遣わんでええ」
「すみません…」
「アホ、謝んな」
「それよりジブン、具合悪いんか?」
「えっ?」
「顔色悪い」
「あ、ちょっと夏バテ気味で…」
「…ちゃんと水分とりや」
「はい、ありがとうございます」
相変わらず無表情で淡々と話す南さん。
でも、心配してくれてることはよくわかる。
「ほなな」
「あ、はい。あの、何かあったんじゃ…?」
「別に。フラフラ歩いとる奴がおると思ったらアンタやったから…たまたまや」
そうだったんだ……
久しぶりに会ったのに心配かけてしまって申し訳ないな。
「アイツ…諸星とはうまくいっとるんか?」
「………はい、仲は、良いです」
南さんの質問に、即答できなかった。
諸星くんとはケンカをしてる訳じゃない。
私がひとりで抱えてモヤモヤしているだけ。
それでも、すんなりと口から言葉が出てきてはくれなくて。
「仲ええなら何でそんな顔やねん」
……え?
「何でそんな泣きそうな顔しとんのや」
「っ、そんなこと…」
「…何しとんねん、アイツ」
「あのっ!諸星くんは悪くないんです…!」
「仲が悪いとかそういうのじゃなくて、その、私の心のコンディションがちょっと、イマイチで…」
南さんの表情が曇ったことがわかって、慌てて否定した。
「それ、アイツには言うとんのか?」
答えるべきか迷ったけど、上手に嘘なんてつけない私は小さく首を横に振った。
「俺、前に言うたよな?アイツがあんたのこと悲しませたら遠慮せんって」
「そんな顔しとるの見たら、俺がどうにかしてやりたいて思うてまうやろが」
「ごめん、なさい…」
何に対して謝っているのか自分でもよくわからない。
でも、私の今の状態が良くないことだけはわかる。
「けどな、俺はあんたを困らせたいわけちゃうねん」
「諸星が好きなんやろ?」
南さんの問いに、コクンとひとつ頷く。
私の中でそれだけは変わらない。
絶対、変わらない気持ちなんだ。
「何があったか知らんけど……ほんならちゃんとぶつかれや」
「あの…ひとつ聞いても良いですか?」
「何や」
私の質問に対して南さんは、
「はっ…そんなん……」
少しだけ笑って、
ため息混じりに答えてくれた。