[続]初恋cherry.
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ゴールデンウイークは、東京へ行って諸星くんのお家で1泊することになった。
諸星くんは夕方まで部活で次の日もまた午前中から部活だからたくさんは一緒にいられないけど、会えるってことが大事だから全然良いんだ。
お母さんには正直に話した。
私にうまい嘘なんてつけないし、ついたところでバレるのは目に見えているから。
そしたら「良いよ」って言ってくれて。
むしろ「諸星くんと一緒なら安心」って。
さすが諸星くん、信頼されてる。
で、私……迷子です。
今、私は諸星くんが通う大学の敷地内にいる。
諸星くんが通ってる大学や、バスケをしてるところが見てみたくて。
諸星くんは迎えに行こうか?って言ってくれたけど、部活もあるし、1人で大丈夫って言った。
大学には着くことができたけれど、バスケ部の体育館がわからない。
ゴールデンウイーク中だから大学には部活に来てる人だけで、フラフラ歩いてる人なんていない。
自分だって大学に通っていて、大学という場所の敷地の広さはわかっているはずなのに…何が“1人で大丈夫”なんだ私…あぁ、情けないよ。
ウロウロとさまよい歩いていると、
「どうしました?」
後ろから声をかけられた。
振り向くと、Tシャツにハーフパンツ姿の背の高い男の人が立っていて。
「誰か探してはるんですか?」
わ、関西弁?
きっとキョロキョロしている私を不審に思って声をかけてくれたんだ。
「あのっ!バスケ部の体育館に行きたいんですけど、場所がわからなくて…」
この人がこの大学の人でありますように…!心の中で祈った。
「ボクもバスケ部なんで案内しますよ」
ニコッと笑って、「ほな行きましょか」って。
よ、良かったあ~!
「誰かに会いに来たんです?」
物腰の柔らかいその人が、私の半歩前を歩きながら聞いた。
「あ、あの、諸星さんってご存知ですか?」
「大チャン?知っとるよ、同じ1年やし」
「わ、そうなんですか」
「オイ!コラ土屋!お前先に行ってんじゃねーぞ!」
「!!??」
背後からの威勢の良い声に身体がビクっと跳ねた。
「ゴメン、三井クン。ちょっと人助けしとってなぁ」
「あ゛?人助け?」
“みついくん”と呼ばれたその人は、私の方をジロリと見下ろした。
彼もTシャツにハーフパンツ姿で、膝にはサポーターがつけてあった。
同じバスケ部の人なのかな?
迫力あるっていうか…ちょっと怖そう…
「誰?」
「大チャンに会いに来たんやて」
「諸星ィ?アイツのファンか。…ん?でもどっかで見たことあんな」
私の顔を覗き込んで眉をしかめるみついさん。
彼、すごく整った顔立ちだけど、何ていうのかな…こう、ガラが悪くない?
私は蛇に睨まれた蛙のようだ。
「そういえば、名前何て言わはるの?」
土屋さん(で良いんだよね?さっきそう呼ばれてたし…)が優しく聞いた。
この2人、全然タイプが違うなあ。対照的というか…
「あの、川瀬咲季と言います」
「咲季チャンね。ボクは土屋淳いいますぅ」
「俺は三井寿」
「よ、よろしくお願いします」
「あ!分かった!お前諸星の女だろ?アイツの部屋にある写真に写ってる女!」
私がぺこりと頭を下げた瞬間、三井さんが勢いよく喋り出したものだから、また私は肩をビクつかせてしまった。
当の三井さんは、「そうかそうか。あ~スッキリした」なんて言ってる。
「ゴメンなあ~三井クンガサツやねん。咲季チャン、大チャンの彼女さんなん?」
「あ、えっと、はぃ…」
土屋さんからの質問に顔がカッと熱くなるのを感じた。
もちろん彼女で合ってるんだけど、何とも気恥ずかしくて。
「おーい!お前ら早く戻って来いよ!」
少し向こうから誰かが叫んだ。
聞き覚えのある声に顔を向けると……
愛しの彼の姿。
「諸星くん!」
諸星くんは夕方まで部活で次の日もまた午前中から部活だからたくさんは一緒にいられないけど、会えるってことが大事だから全然良いんだ。
お母さんには正直に話した。
私にうまい嘘なんてつけないし、ついたところでバレるのは目に見えているから。
そしたら「良いよ」って言ってくれて。
むしろ「諸星くんと一緒なら安心」って。
さすが諸星くん、信頼されてる。
で、私……迷子です。
今、私は諸星くんが通う大学の敷地内にいる。
諸星くんが通ってる大学や、バスケをしてるところが見てみたくて。
諸星くんは迎えに行こうか?って言ってくれたけど、部活もあるし、1人で大丈夫って言った。
大学には着くことができたけれど、バスケ部の体育館がわからない。
ゴールデンウイーク中だから大学には部活に来てる人だけで、フラフラ歩いてる人なんていない。
自分だって大学に通っていて、大学という場所の敷地の広さはわかっているはずなのに…何が“1人で大丈夫”なんだ私…あぁ、情けないよ。
ウロウロとさまよい歩いていると、
「どうしました?」
後ろから声をかけられた。
振り向くと、Tシャツにハーフパンツ姿の背の高い男の人が立っていて。
「誰か探してはるんですか?」
わ、関西弁?
きっとキョロキョロしている私を不審に思って声をかけてくれたんだ。
「あのっ!バスケ部の体育館に行きたいんですけど、場所がわからなくて…」
この人がこの大学の人でありますように…!心の中で祈った。
「ボクもバスケ部なんで案内しますよ」
ニコッと笑って、「ほな行きましょか」って。
よ、良かったあ~!
「誰かに会いに来たんです?」
物腰の柔らかいその人が、私の半歩前を歩きながら聞いた。
「あ、あの、諸星さんってご存知ですか?」
「大チャン?知っとるよ、同じ1年やし」
「わ、そうなんですか」
「オイ!コラ土屋!お前先に行ってんじゃねーぞ!」
「!!??」
背後からの威勢の良い声に身体がビクっと跳ねた。
「ゴメン、三井クン。ちょっと人助けしとってなぁ」
「あ゛?人助け?」
“みついくん”と呼ばれたその人は、私の方をジロリと見下ろした。
彼もTシャツにハーフパンツ姿で、膝にはサポーターがつけてあった。
同じバスケ部の人なのかな?
迫力あるっていうか…ちょっと怖そう…
「誰?」
「大チャンに会いに来たんやて」
「諸星ィ?アイツのファンか。…ん?でもどっかで見たことあんな」
私の顔を覗き込んで眉をしかめるみついさん。
彼、すごく整った顔立ちだけど、何ていうのかな…こう、ガラが悪くない?
私は蛇に睨まれた蛙のようだ。
「そういえば、名前何て言わはるの?」
土屋さん(で良いんだよね?さっきそう呼ばれてたし…)が優しく聞いた。
この2人、全然タイプが違うなあ。対照的というか…
「あの、川瀬咲季と言います」
「咲季チャンね。ボクは土屋淳いいますぅ」
「俺は三井寿」
「よ、よろしくお願いします」
「あ!分かった!お前諸星の女だろ?アイツの部屋にある写真に写ってる女!」
私がぺこりと頭を下げた瞬間、三井さんが勢いよく喋り出したものだから、また私は肩をビクつかせてしまった。
当の三井さんは、「そうかそうか。あ~スッキリした」なんて言ってる。
「ゴメンなあ~三井クンガサツやねん。咲季チャン、大チャンの彼女さんなん?」
「あ、えっと、はぃ…」
土屋さんからの質問に顔がカッと熱くなるのを感じた。
もちろん彼女で合ってるんだけど、何とも気恥ずかしくて。
「おーい!お前ら早く戻って来いよ!」
少し向こうから誰かが叫んだ。
聞き覚えのある声に顔を向けると……
愛しの彼の姿。
「諸星くん!」