[続]初恋cherry.
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夏祭り当日。
新しく買った藤色の浴衣をお母さんに着付けてもらって、自宅で諸星くんを待つ。
いつもみたいに駅で待ち合わせかと思っていたら、迎えに行くよって言ってくれて。
『咲季の浴衣姿、俺が最初に見たいから』って。
そんなこと言われたら耳が溶けちゃうよ。
何度も何度も自分の姿を鏡でチェックして、お母さんに“おかしくないかな?”って聞いた。
お母さんには、“はいはい可愛いですよ~”って呆れたように返される。
それよりもお母さんは久しぶりに諸星くんに会えるのが楽しみみたいで、いつもよりお化粧に気合いが入ってて。
あの、私のデートなんですけど?
ピンポーン
インターホンが鳴ると、私とお母さんが競うように小走りで玄関へ向かう。
結局、浴衣で走りにくい私は出遅れてしまってお母さんがドアを開けた。
「諸星くんいらっしゃい」
「こんにちは。ご無沙汰してます」
夏服の諸星くんだ……
「諸星くん」
「咲季、久しぶり」
「じゃあ、行ってくるね」
「失礼します」
「はいはい、気をつけてね」
家を出て、駅に向かう。
「歩くスピード、大丈夫?」
「うん、大丈夫。ありがとう」
浴衣の私を気遣ってくれる優しい諸星くん。
こんなの、胸がときめいちゃってしょうがない。
「浴衣、似合ってる。可愛い」
「あっ、ありがとう」
可愛いって言ってもらえた!
新しい浴衣買って良かったぁ!
今日の為に浴衣やヘアメイクの練習をしてきたから尚更嬉しくて、心の中でガッツポーズを決めた。
「やっぱり浴衣だと雰囲気違うなあ。大人っぽいっていうか」
「そうかな?ふふ、嬉しいな」
「……可愛すぎて抱き締めたいところなんだけどさ、せっかくの浴衣が崩れたら困るから我慢する」
「…っ、うん」
浴衣なんか崩れても良いから今すぐ抱き締めてほしいって思ってしまったけれど、そんなことを言う勇気なんてない私は言葉を飲み込んだ。
「原田さんと会うの久しぶり?」
「うん。春から会ってないから久しぶりなんだぁ」
「原田さんの彼氏、楽しみだな~どんな人なんだろ?」
「ユッちゃんが選んだ人だからすっごくかっこいい気がする!」
「確かに。原田さん面食いそうだもんな」
会場に近づくにつれて、私と諸星くんの中でのユッちゃんの彼氏のハードルはめちゃくちゃ上がっていた。
新しく買った藤色の浴衣をお母さんに着付けてもらって、自宅で諸星くんを待つ。
いつもみたいに駅で待ち合わせかと思っていたら、迎えに行くよって言ってくれて。
『咲季の浴衣姿、俺が最初に見たいから』って。
そんなこと言われたら耳が溶けちゃうよ。
何度も何度も自分の姿を鏡でチェックして、お母さんに“おかしくないかな?”って聞いた。
お母さんには、“はいはい可愛いですよ~”って呆れたように返される。
それよりもお母さんは久しぶりに諸星くんに会えるのが楽しみみたいで、いつもよりお化粧に気合いが入ってて。
あの、私のデートなんですけど?
ピンポーン
インターホンが鳴ると、私とお母さんが競うように小走りで玄関へ向かう。
結局、浴衣で走りにくい私は出遅れてしまってお母さんがドアを開けた。
「諸星くんいらっしゃい」
「こんにちは。ご無沙汰してます」
夏服の諸星くんだ……
「諸星くん」
「咲季、久しぶり」
「じゃあ、行ってくるね」
「失礼します」
「はいはい、気をつけてね」
家を出て、駅に向かう。
「歩くスピード、大丈夫?」
「うん、大丈夫。ありがとう」
浴衣の私を気遣ってくれる優しい諸星くん。
こんなの、胸がときめいちゃってしょうがない。
「浴衣、似合ってる。可愛い」
「あっ、ありがとう」
可愛いって言ってもらえた!
新しい浴衣買って良かったぁ!
今日の為に浴衣やヘアメイクの練習をしてきたから尚更嬉しくて、心の中でガッツポーズを決めた。
「やっぱり浴衣だと雰囲気違うなあ。大人っぽいっていうか」
「そうかな?ふふ、嬉しいな」
「……可愛すぎて抱き締めたいところなんだけどさ、せっかくの浴衣が崩れたら困るから我慢する」
「…っ、うん」
浴衣なんか崩れても良いから今すぐ抱き締めてほしいって思ってしまったけれど、そんなことを言う勇気なんてない私は言葉を飲み込んだ。
「原田さんと会うの久しぶり?」
「うん。春から会ってないから久しぶりなんだぁ」
「原田さんの彼氏、楽しみだな~どんな人なんだろ?」
「ユッちゃんが選んだ人だからすっごくかっこいい気がする!」
「確かに。原田さん面食いそうだもんな」
会場に近づくにつれて、私と諸星くんの中でのユッちゃんの彼氏のハードルはめちゃくちゃ上がっていた。