初恋cherry.
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
3月1日。
今日、私は愛和学院を卒業します。
卒業式。
校長先生の話を聞きながら3年間を振り返る。
思えば私の高校生活は、諸星くんでいっぱいだった。
2年間はただ見てるだけの片想い。
3年になって、私のドジから知り合いになれて、勢いで告白して、振られて……
諸星くんが告白してくれて、付き合うことになって。
私の世界はバラ色になった。
大げさかもしれないけど、本当にそんな感じで。
諸星くんと出会えた愛和学院。
卒業したら私達は遠距離になる。
寂しくて仕方ないけど、好きだから、大好きだから、頑張るって決めたんだ。
在校生代表の心のこもった送辞と、卒業生代表の思いの詰まった答辞に涙腺が緩む。
退場のときには、感極まってボロボロ泣いた。
そんな私にユッちゃんは
「咲季やっぱり泣いた~!」
って笑っていた。
私の親友は最後まで男前だ。
最後のHRが終わって、クラスの皆と写真を撮ったり、卒業アルバムにメッセージを書き合ったりして。
ちなみに、卒業アルバムの諸星くんの写真はすでに穴が開くほど眺めた。
「ねぇ咲季、この後諸星くんと約束してないの?」
「あ、うん。特には…」
「えっ!?ボタン貰わなくていーの?あ、また後日貰う感じ?」
ユッちゃんの問いかけにギクリとした。
「いや、あの、実は、第二ボタン欲しいって言えてなくて…」
私の言葉にユッちゃんは目を大きく見開いて絶叫した。
「えーっ!咲季何やってんの!アンタの旦那がどれだけモテるか咲季が一番わかってるでしょーが!」
「うん、そうなんだけど、言うタイミングが掴めなくて…」
我ながら情けない。
でも、第二ボタンって特別なものだから、ちゃんと言わなきゃって思ってるうちに当日になってしまって……
「呆れた~。それが半年付き合ってる彼女のセリフ?ほらっ!早く諸星くんとこ行きな?男は鈍感なんだから、何も思わず誰かにあげちゃってるかもよ?」
「う、うん」
ユッちゃんに促されてカバンを掴む。
その時
ガラッ
「咲季っ!」
教室のドアが開いた。
入り口には、諸星くん。
教室に残ってるクラスメートの視線は、一斉に諸星くんに向けられた後、私に向いた。
私は目を丸くして佇んでいた。
諸星くんが、いる。
さっき、私の名前、呼んだよね?
諸星くんが私のクラスにいるのが信じられなくて、唖然とする。
「咲季!咲季!諸星くん来てくれたよ!」
ユッちゃんが私の顔を覗き込むと、やっと状況が飲み込めた私は我に返った。
「あ、あ、うん!ユッちゃん、また連絡するね?皆、バイバイ!」
「私も電話する!バイバイ!」
「咲季バイバ~イ」
皆と挨拶して、諸星くんの元に駆け寄る。
「おっ、お待たせ」
「うん、一緒に帰ろ」
今日、私は愛和学院を卒業します。
卒業式。
校長先生の話を聞きながら3年間を振り返る。
思えば私の高校生活は、諸星くんでいっぱいだった。
2年間はただ見てるだけの片想い。
3年になって、私のドジから知り合いになれて、勢いで告白して、振られて……
諸星くんが告白してくれて、付き合うことになって。
私の世界はバラ色になった。
大げさかもしれないけど、本当にそんな感じで。
諸星くんと出会えた愛和学院。
卒業したら私達は遠距離になる。
寂しくて仕方ないけど、好きだから、大好きだから、頑張るって決めたんだ。
在校生代表の心のこもった送辞と、卒業生代表の思いの詰まった答辞に涙腺が緩む。
退場のときには、感極まってボロボロ泣いた。
そんな私にユッちゃんは
「咲季やっぱり泣いた~!」
って笑っていた。
私の親友は最後まで男前だ。
最後のHRが終わって、クラスの皆と写真を撮ったり、卒業アルバムにメッセージを書き合ったりして。
ちなみに、卒業アルバムの諸星くんの写真はすでに穴が開くほど眺めた。
「ねぇ咲季、この後諸星くんと約束してないの?」
「あ、うん。特には…」
「えっ!?ボタン貰わなくていーの?あ、また後日貰う感じ?」
ユッちゃんの問いかけにギクリとした。
「いや、あの、実は、第二ボタン欲しいって言えてなくて…」
私の言葉にユッちゃんは目を大きく見開いて絶叫した。
「えーっ!咲季何やってんの!アンタの旦那がどれだけモテるか咲季が一番わかってるでしょーが!」
「うん、そうなんだけど、言うタイミングが掴めなくて…」
我ながら情けない。
でも、第二ボタンって特別なものだから、ちゃんと言わなきゃって思ってるうちに当日になってしまって……
「呆れた~。それが半年付き合ってる彼女のセリフ?ほらっ!早く諸星くんとこ行きな?男は鈍感なんだから、何も思わず誰かにあげちゃってるかもよ?」
「う、うん」
ユッちゃんに促されてカバンを掴む。
その時
ガラッ
「咲季っ!」
教室のドアが開いた。
入り口には、諸星くん。
教室に残ってるクラスメートの視線は、一斉に諸星くんに向けられた後、私に向いた。
私は目を丸くして佇んでいた。
諸星くんが、いる。
さっき、私の名前、呼んだよね?
諸星くんが私のクラスにいるのが信じられなくて、唖然とする。
「咲季!咲季!諸星くん来てくれたよ!」
ユッちゃんが私の顔を覗き込むと、やっと状況が飲み込めた私は我に返った。
「あ、あ、うん!ユッちゃん、また連絡するね?皆、バイバイ!」
「私も電話する!バイバイ!」
「咲季バイバ~イ」
皆と挨拶して、諸星くんの元に駆け寄る。
「おっ、お待たせ」
「うん、一緒に帰ろ」