初恋cherry.
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街がチョコレートの香りで包まれる季節がやってきた。
今日はバレンタインデー。
俺は毎年チョコレートを見るのも嫌になる程もらっていたけど、今年は違う。
3年はもう卒業式まで学校は自由登校になっているし、何より、今年は可愛い彼女がいるから。
期待?
してるしてる。勿論!
だって咲季は料理上手だから。
羨ましいだろ?
絶対俺の奥さんにするって決めてるんだ。
まだ本人には言ってないけど。
「14日、あいてるかな?」
珍しく咲季からのお誘い。
あいてるに決まってんじゃん。
さて。
可愛い彼女を迎えに行きますか!
歩いて駅へ向かう。
首にはクリスマスに咲季から貰ったネックウォーマー。
改札の前で待っていると、来た。俺の彼女。
俺の姿を見つけると、優しく笑って小走りで駆け寄って来る。あー可愛い。
今すぐ抱き締めたい気持ちを抑えながら、咲季の手を握る。
咲季の小さな手は冷たくて、手を繋いだまま俺のコートのポケットの中に入れる。
すると俺を見上げて「あったかい」って照れたように笑う。あー可愛い。
あ、2回目だ。
でも可愛いから。仕方ない。
家に着いて、いつも通りショウに挨拶。
コイツ、俺の飼い犬のショウ。
で、俺のライバル。
だっていっつも俺の咲季にベタベタしやがるし、咲季もショウのことめちゃくちゃ可愛がってる。
俺は毎回ヤキモチ。くそ。
家に入ろうとすると
「ちょっと待ってくれる?」
あれ、前にもこんなことあったな……
「これ、ショウくんに作ってきたんだ。ワンちゃん用のクッキー。食べてくれるかな?」
デジャヴだ。クリスマスのときも同じくだりがあった……
「はい、ショウくん。バレンタインだよ~」
ショウは尻尾をブンブン振って、咲季が作った犬の形をしたクッキーをボリボリ食べる。
その姿を嬉しそうに眺める咲季。
お前、俺もまだ貰ってねえのに…何て奴だ。
ショウに嫉妬の炎を燃やしていると、咲季が振り向いて
「諸星くんのも、あるからね?」
もう咲季は俺がヤキモチをやくことはお見通しだったようで。
クスクス笑って「お家、入ろう?」って。
家に入ればこっちのモンだ。
咲季を独り占めできるし、あんなことやこんなことも……おっと失礼、つい本音が。
俺の部屋に入ってコートを脱いで、ベッドに座る。
咲季は床に座ってる。
毎回床に座るけど、寒いだろ?
「こっちおいで」
手招きすると、少し顔をこわばらせながらも、俺の隣に座る。
咲季のこういう素直なとこ、すげえ好き。
「あの、諸星くん、これ。バレンタインのチョコ、貰ってください」
綺麗にラッピングされた包みを渡される。
「ありがとう」
待ってました!
包みを解いて、箱の蓋を開けると、綺麗に作られたチョコや焼菓子がいくつもが並べられていた。
「すげ…これ手作り?」
いや、手作りなんだろうけど、売り物みたいで…つい聞いてしまった。
「うん。お菓子作りはあんまり得意じゃないから自信ないんだけど…良かったら食べてください」
これ、謙遜。
多分、いや、絶対ウマイから。
何たって俺の奥さん(予定)だし。
「じゃ、いただきます」
トリュフを口の中に放り込むと
「…うまっ!何コレ!中からトロっとしたやつ出てきた!超ウマイ!」
「良かったあ…」
咲季は安心した表情を浮かべる。
クッキーもサクサクで、ガトーショコラもしっとりで、もう最高にウマかった。
「あーウマかった!……ねぇ、」
「ん?」
「俺さ、もうひとつ食べたいものがあるんだけど」
「あっ、生チョコとか食べたかった?ごめんね、今度作っ「咲季」…え?」
「咲季のこと、食べたい」
彼女はみるみる顔を真っ赤に染めて、うつむくと
小さな小さな声で
「うん」
って。
バレンタイン本番、いただきます。
今日はバレンタインデー。
俺は毎年チョコレートを見るのも嫌になる程もらっていたけど、今年は違う。
3年はもう卒業式まで学校は自由登校になっているし、何より、今年は可愛い彼女がいるから。
期待?
してるしてる。勿論!
だって咲季は料理上手だから。
羨ましいだろ?
絶対俺の奥さんにするって決めてるんだ。
まだ本人には言ってないけど。
「14日、あいてるかな?」
珍しく咲季からのお誘い。
あいてるに決まってんじゃん。
さて。
可愛い彼女を迎えに行きますか!
歩いて駅へ向かう。
首にはクリスマスに咲季から貰ったネックウォーマー。
改札の前で待っていると、来た。俺の彼女。
俺の姿を見つけると、優しく笑って小走りで駆け寄って来る。あー可愛い。
今すぐ抱き締めたい気持ちを抑えながら、咲季の手を握る。
咲季の小さな手は冷たくて、手を繋いだまま俺のコートのポケットの中に入れる。
すると俺を見上げて「あったかい」って照れたように笑う。あー可愛い。
あ、2回目だ。
でも可愛いから。仕方ない。
家に着いて、いつも通りショウに挨拶。
コイツ、俺の飼い犬のショウ。
で、俺のライバル。
だっていっつも俺の咲季にベタベタしやがるし、咲季もショウのことめちゃくちゃ可愛がってる。
俺は毎回ヤキモチ。くそ。
家に入ろうとすると
「ちょっと待ってくれる?」
あれ、前にもこんなことあったな……
「これ、ショウくんに作ってきたんだ。ワンちゃん用のクッキー。食べてくれるかな?」
デジャヴだ。クリスマスのときも同じくだりがあった……
「はい、ショウくん。バレンタインだよ~」
ショウは尻尾をブンブン振って、咲季が作った犬の形をしたクッキーをボリボリ食べる。
その姿を嬉しそうに眺める咲季。
お前、俺もまだ貰ってねえのに…何て奴だ。
ショウに嫉妬の炎を燃やしていると、咲季が振り向いて
「諸星くんのも、あるからね?」
もう咲季は俺がヤキモチをやくことはお見通しだったようで。
クスクス笑って「お家、入ろう?」って。
家に入ればこっちのモンだ。
咲季を独り占めできるし、あんなことやこんなことも……おっと失礼、つい本音が。
俺の部屋に入ってコートを脱いで、ベッドに座る。
咲季は床に座ってる。
毎回床に座るけど、寒いだろ?
「こっちおいで」
手招きすると、少し顔をこわばらせながらも、俺の隣に座る。
咲季のこういう素直なとこ、すげえ好き。
「あの、諸星くん、これ。バレンタインのチョコ、貰ってください」
綺麗にラッピングされた包みを渡される。
「ありがとう」
待ってました!
包みを解いて、箱の蓋を開けると、綺麗に作られたチョコや焼菓子がいくつもが並べられていた。
「すげ…これ手作り?」
いや、手作りなんだろうけど、売り物みたいで…つい聞いてしまった。
「うん。お菓子作りはあんまり得意じゃないから自信ないんだけど…良かったら食べてください」
これ、謙遜。
多分、いや、絶対ウマイから。
何たって俺の奥さん(予定)だし。
「じゃ、いただきます」
トリュフを口の中に放り込むと
「…うまっ!何コレ!中からトロっとしたやつ出てきた!超ウマイ!」
「良かったあ…」
咲季は安心した表情を浮かべる。
クッキーもサクサクで、ガトーショコラもしっとりで、もう最高にウマかった。
「あーウマかった!……ねぇ、」
「ん?」
「俺さ、もうひとつ食べたいものがあるんだけど」
「あっ、生チョコとか食べたかった?ごめんね、今度作っ「咲季」…え?」
「咲季のこと、食べたい」
彼女はみるみる顔を真っ赤に染めて、うつむくと
小さな小さな声で
「うん」
って。
バレンタイン本番、いただきます。