初恋cherry.
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愛和祭2日目。文化祭。
各クラスでの模擬店や催し物がメインで、私のクラスは手羽先ののお店をすることになっていた。
調理係の私は朝から仕込みや調理で大忙しで。
でも体育祭で力になれなかった分、皆の役に立てているようで充実していた。
昼時のピークを過ぎた頃やっとお店が落ち着いて、レジ係をしていたユッちゃんと休憩に入った。
「さっ!諸星くんのクラス行くよ!」
ユッちゃんが私の腕を掴む。
「えっ!いきなり!?私まだ心の準備が…」
「咲季の心の準備なんて待ってたら文化祭が終わっちゃう!」
「うぅ…確かに」
「あ、手羽先持った?」
「手羽先?」
「持って行って諸星くんに食べてもらいなよ!川瀬が作った手羽先!」
「えぇ~!自信ないよぉ」
「大丈夫!すっごいおいしいから!お店の行列見たでしょ?自信持ちなって!」
「…そっかな」
なかば引きずられるようにユッちゃんと諸星くんのクラスへ向かった。
廊下を歩いていると人だかりが見えて。
諸星くんが10組は喫茶店するって言ってたけど、すごい人だなあ…
近づいて行くと人だかりの理由がわかった。
「諸星くん!?」
ビックリして大きな声を出してしまった。
「わっ!川瀬さん!?」
人だかりの中心にいたのは諸星くんで…何と彼は、女装していた。
看板を見ると、『3年10組★女装喫茶』とデカデカと書かれている。
「わーっ!もーっ!川瀬さんが来るとは思ってなかったー!」
諸星くんは頭をガシガシかいてしゃがみ込んでしまった。
教室から「諸星ー!ちゃんと働けー!」って声が聞こえる。
諸星くんは「うるせえよ」ってうつむいた。
「あっはっはっはっ!諸星くん!ウケるわー!」
ユッちゃんの笑い声が響く。
「原田さん、笑いすぎ」
「ごめんごめん!あはっ!咲季、私トイレ行ってくるからここにいてね。じゃっ」
「あっ、ユッちゃ…」
何で諸星くんがユッちゃんの名前を知ってるんだろうって思ったけど、それよりも目の前の諸星くんに釘付けで…
メイド服を着て頭にネコ耳をつけた諸星くんを、まじまじと見てしまう。
「……あんま見ないでよ」
「あっ、ご、ごめんね!」
「客引き係とか最悪だよ~しかも見てよ、すね毛まで剃られちゃったし」
諸星くんは立ち上がって足を見せた。
「わ、ツルツル。…ふふっ」
「あー笑ったなー!もうすげえ恥ずかしいんだけど」
「で、でも!可愛いと思う!」
「いや~可愛くはないだろ~こんなデカイ男がさあ。こういうのはさ、川瀬さんみたいな子がするから可愛いんだよ」
そう言って諸星くんは頭に付けていたネコ耳のカチューシャを外して私の頭につけた。
「うん、やっぱね」
諸星くんはニッと笑った。
私が恥ずかしくなって手で口を覆おうとしたとき
「…これっ!どうしたの?」
諸星くんが私の手を掴んだ。
私の心臓は跳ね上がる。
「っ、あ、これ?さっき手羽先焼いてるときに油がハネちゃって…」
諸星くんは、絆創膏を貼った私の手を掴んだまま
「女の子なんだから、気をつけないとダメだよ?」
絆創膏を指で撫でた。
「う、うん。あの…」
「あっ!ごめん!」
私の視線に気づいた諸星くんはパッと手を離す。
「っ、ううん」
触れられていた手が、熱い。
私の顔も真っ赤だったけど、諸星くんの顔も赤くなったのがわかった。
ユッちゃん早く戻ってきてって思うのと同時に、このまま時間が止まれば良いのにって、思ったんだ。
各クラスでの模擬店や催し物がメインで、私のクラスは手羽先ののお店をすることになっていた。
調理係の私は朝から仕込みや調理で大忙しで。
でも体育祭で力になれなかった分、皆の役に立てているようで充実していた。
昼時のピークを過ぎた頃やっとお店が落ち着いて、レジ係をしていたユッちゃんと休憩に入った。
「さっ!諸星くんのクラス行くよ!」
ユッちゃんが私の腕を掴む。
「えっ!いきなり!?私まだ心の準備が…」
「咲季の心の準備なんて待ってたら文化祭が終わっちゃう!」
「うぅ…確かに」
「あ、手羽先持った?」
「手羽先?」
「持って行って諸星くんに食べてもらいなよ!川瀬が作った手羽先!」
「えぇ~!自信ないよぉ」
「大丈夫!すっごいおいしいから!お店の行列見たでしょ?自信持ちなって!」
「…そっかな」
なかば引きずられるようにユッちゃんと諸星くんのクラスへ向かった。
廊下を歩いていると人だかりが見えて。
諸星くんが10組は喫茶店するって言ってたけど、すごい人だなあ…
近づいて行くと人だかりの理由がわかった。
「諸星くん!?」
ビックリして大きな声を出してしまった。
「わっ!川瀬さん!?」
人だかりの中心にいたのは諸星くんで…何と彼は、女装していた。
看板を見ると、『3年10組★女装喫茶』とデカデカと書かれている。
「わーっ!もーっ!川瀬さんが来るとは思ってなかったー!」
諸星くんは頭をガシガシかいてしゃがみ込んでしまった。
教室から「諸星ー!ちゃんと働けー!」って声が聞こえる。
諸星くんは「うるせえよ」ってうつむいた。
「あっはっはっはっ!諸星くん!ウケるわー!」
ユッちゃんの笑い声が響く。
「原田さん、笑いすぎ」
「ごめんごめん!あはっ!咲季、私トイレ行ってくるからここにいてね。じゃっ」
「あっ、ユッちゃ…」
何で諸星くんがユッちゃんの名前を知ってるんだろうって思ったけど、それよりも目の前の諸星くんに釘付けで…
メイド服を着て頭にネコ耳をつけた諸星くんを、まじまじと見てしまう。
「……あんま見ないでよ」
「あっ、ご、ごめんね!」
「客引き係とか最悪だよ~しかも見てよ、すね毛まで剃られちゃったし」
諸星くんは立ち上がって足を見せた。
「わ、ツルツル。…ふふっ」
「あー笑ったなー!もうすげえ恥ずかしいんだけど」
「で、でも!可愛いと思う!」
「いや~可愛くはないだろ~こんなデカイ男がさあ。こういうのはさ、川瀬さんみたいな子がするから可愛いんだよ」
そう言って諸星くんは頭に付けていたネコ耳のカチューシャを外して私の頭につけた。
「うん、やっぱね」
諸星くんはニッと笑った。
私が恥ずかしくなって手で口を覆おうとしたとき
「…これっ!どうしたの?」
諸星くんが私の手を掴んだ。
私の心臓は跳ね上がる。
「っ、あ、これ?さっき手羽先焼いてるときに油がハネちゃって…」
諸星くんは、絆創膏を貼った私の手を掴んだまま
「女の子なんだから、気をつけないとダメだよ?」
絆創膏を指で撫でた。
「う、うん。あの…」
「あっ!ごめん!」
私の視線に気づいた諸星くんはパッと手を離す。
「っ、ううん」
触れられていた手が、熱い。
私の顔も真っ赤だったけど、諸星くんの顔も赤くなったのがわかった。
ユッちゃん早く戻ってきてって思うのと同時に、このまま時間が止まれば良いのにって、思ったんだ。