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ふすま帳

『あにうえ』について。

2019/06/04 12:50
どろろ自作品解説的なもの
自作品解説です(*´・ω・`)b

pixivにも『兄上』というタイトルでほぼ同じ話を投稿してあります。こちらのは細部をちょっと手直ししていますけれども。ちなみに、私はいつも、支部よりこのサイトに載せる文の方を、完成に近づくように色々加筆修正しています。(なのに何度もチェックしても凡ミスがなくならないんですなぁ)

冒頭をざっくり削ってしまおうかなとも思ったんですが、それはやっぱりやめておきました。

私は普段、あまり計算をして文章を書かないんですけど、今回はちょっと無い知恵を搾ってミスリードを誘うような文章にしてみましたが、成功したかどうか。でも内容的にはわりとベタっぽいので、そんな小手先で騙される人はいないか(; ・`д・´)




さて、今回のポイントです。ポイントなのかなぁ?

・幼い"多宝丸"の両親は、一応アニメの多宝丸と陸奥さんをイメージして書いた(だけで当人達だとは言ってない

・醍醐家の跡継ぎは"多宝丸"という幼名を代々受け継いでいる、という独自設定。

・百鬼丸は寂しくなると醍醐家近辺に出没する。

・が、"多宝丸"以外の誰も百鬼丸の姿を見ることは出来ない。

・百鬼丸の行動可能範囲は大体鎮守の森と醍醐家の屋敷辺り。

・醍醐家が祀っている鬼神(百鬼丸)の好物がまんじゅうと醍醐の領民に知られているので、百鬼丸の祠にはよくまんじゅうが供えられている。

・鬼神だけどお供え物をもそもそ食う百鬼丸。お供え物を見るとお腹が空くらしい。

・懐にしまったまんじゅうは勿論、多宝丸に食べさせようと思って残しておいた。

・時系列がうっすらと怪しいのはわざと。

・二人の"多宝丸"は同一人物かもしれないし、別人かもしれない。生きる時代に隔たりがあるともないとも。いずれにせよアニメの多宝丸の魂をもった多宝丸がいるのは確か(という設定。

・竹やぶのスズメは恥ずかしがりや、というのは実は本当。竹藪に住んでいるスズメと里に住むスズメは種類が違っていて、竹藪のスズメは人嫌い。



そして、今回執筆終わるまで実は知らなくて、書いた後になって調べて勉強になったことなど(*´・ω・`)b


・仏教でいうところの「鬼神」とは仏教の「神」とは別物。

・鬼神とは要は日本古来の土着の神々のことで、死んだ人間や動物を祀ったもの。

・鬼神は何故外道なのかというと、「輪廻転生をしないから(死んだ人間が現世に留まったまま鬼神化する」「仏教では悟り開いて仏ならないと人々を救えないとされているのに、鬼神は平気で人を救ってしまうから」

※ということらしいんですが、仏教にちょう疎い私がざっくりググっただけなので色々間違ってるかもしれません※

・……ということは、今作の百鬼丸が祀られている祠は仏教系なのか神道系なのかといったら神道系なんだろうなぁ(そもそも祠を疑問に思ったので鬼神とは何かをググり始めたのであります)

・実は今作を書いてる最中は知らなかったけど、武士が特定の幼名を代々受け継ぐというのはよくあることらしい。




今回はこれくらいです(*´・ω・`)b

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