診断メーカーで出た「180分以内にキスしないと出られない部屋に入ってしまった百みお」という、たわいもないネタ……だったのですが、書いてみたら凄い勢いで蹴躓き、何気にこのネタヤバくない？と思った私でした(°Д°)

出られなくなったら大変だからキスはしないと！と自然に思うみお。

それに対して、そもそもこの部屋から出る必要性すら感じていない百鬼丸。

なので、みおが「子供達の事が心配だから」という自分の都合で、百鬼丸を犠牲にする事を考える、という、大袈裟に言えばそんな話です。

大袈裟に考えると、それって国の為に生まれたばかりの赤ん坊を鬼神に捧げるのとどう違うの？

という疑問が沸いて、筆が止まること、5分位。

5分くらい考えた結果、みおなら縫の方みたいに「救えませぬ！」などと言いながら百鬼丸を犠牲にするとかないよなぁ、と思い、百鬼丸のファーストキスを奪った責任は全力で取る所存！というみおにしてみました。

百鬼丸は「せきにん」って何かよくわかんないけどみおが自分に何かいいことしてくれようと言っているっぽいと感じて、わくわくしているのでした。

この話では百鬼丸は最初から最後までほぼ受け身ですが、何故かというと、イタズラ者だが害意は無い妖怪に呑まれていることで、百鬼丸は視界全部が真っ白に見えているので(残され雲の回と同じパターン)、何も出来ないし何もする必要がないと思っているからです。

でも、みおが出れないで困っている事が分かったら害意の無い妖怪でも容赦なく斬ろうとするあにきでした。(みおの位置は声から把握)

百鬼丸的には、ただイタズラしてくる妖怪の中に閉じ込められていても、『やったーみおと二人きりだー』くらいしか思う事がないので、みおが部屋から出ようとキスしてくるのは全力で拒否です(*´･ω･｀)b

でもみおが困るのは嫌なので、100分くらいハグしたら妥協してキスして外へ出るのを受け入れます。

なお、みおと百鬼丸は「部屋に閉じ込められた」という幻覚を見せられているだけで、本当は廃寺の本堂にいるので、どろろとチビッ子達にはみおと百鬼丸の行動が最初から全て丸見えです。こいつら何やってるんだろう……と、二人を呆然と観察していたチビッ子達でした。


そんな話です。説明を極力省いて書いたのですが、ちゃんと伝わるかどうか心配だなぁと思い、ここで種明かしした訳ですが、伝わったでしょうか……_:(´ཀ`」 ∠):_