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ふすま帳

どろろ11話

2019/03/19 11:51
アニメ原作のネタバレをめちゃめちゃしています(*´・ω・`)b












観ました。

溢れ出るカニみそがとっても印象的な冒頭。

私、内臓系の食物がてんでダメなのでわからないのですが、もしかして、お好きな方はあれ見て「おいしそう(^q^)」ってお思いになったりするのでしょうか?


~ともあれ~


今回の一番のビックリは「ばんもん」の設定が大幅改変されていた事でした。原作では醍醐VS朝倉の最前線かつ狐達が獲物を漁る場所としてめちゃめちゃ血腥い場所であったのに、アニメ版では醍醐領を守る壁としてあそこに建っているんですね。

でもって、どう見ても境界線のディフェンダーが「妖狐」です……_:(´ཀ`」 ∠):_

ああああ百鬼丸、そいつ倒しちゃったら醍醐の民達から七代祟られる奴ーーー!

手を出したらダメーーー!!

原作では狐達は見境なく人を喰い殺し、獲物を増やす為に人心を操り戦を長引かせていたのですが、アニメ版ではどうやら故なく醍醐側の民を襲うことは無さそうです。つまり醍醐側にとっては妖狐は守護神です。

手を出したらいかん_:(´ཀ`」 ∠):_

それを、特に誰かに倒せとお願いされた訳でもないのに(助六の事情はついでみたいなもので)自分の身体のパーツを取り返す為に出掛けて倒そうとする百鬼丸に、バチが当たらない展開はないだろうなと。

醍醐景光激推しの民にも思い切り恨まれるだろうし、ていうか本当に醍醐の国壊滅の危機
が迫ってくる訳で、実に由々しき事態。

多宝丸にも恨まれちゃうんだろうなぁと思います。次回多宝丸が死なずに済めばですけど。



6話でみお達を殺されたことへの報復とはいえ、人を沢山殺めてしまった百鬼丸の魂は赤く濁ってしまったようで、その件の報いがこれから百鬼丸に下りそうだな、という嫌な予感もありました。

縫の方の守り仏にヒビが入ったのは、百鬼丸が人殺しになってしまったことに関係するのでしょうか。もしかすると百鬼丸への仏のご加護はもうない?

とにかく百鬼丸は最早無垢な存在ではなく、ドロドロした因縁の中で血塗れになりながら生きてくしかない、ある意味"人間"になりつつあるのだなぁと、暗澹とした気持ちになった私でした。


アニメ版「ばんもんの巻」は、原作の戦争への怒りと平和への願いという主題とは全然違うものをテーマとしているようです。



関係ないですが、陸奥さんの出番が多くて良かったです(*´・ω・`)b

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