水天一色〜ポエム〜
積乱雲
2024/08/14 21:05長編
解説
張り詰めてた ずっとずっと
こぼれ落ちぬように 必死に握り締めてた
寂しかったのでしょう?
ずっと ずっと諦めて。
それが当たり前だと、
愛される事などない、と。
届かぬ願いだと、ずっと思っていた…
もう 堪えなくてもいいかな
崩れ墜ちそうなんだ
グチャグチャで
よく分からない感情が 押し潰そうと迫る
この手を掴んで 一人じゃない と気付いて
上昇しよう 気流に乗って 一緒に行きましょう
ここは 地獄ではないよ
私たち笑い合えるじゃないか
大切な人のために笑顔はある
だから あなたに「笑顔」がある
ここは 天国でもないんだ
だからこそ上に行こう
空の元まで近付くために 上へ 上へと白い雲 掴んで
あなたの心に 空 映し 積乱雲を消し去れ
ここは 混沌と化した天国 と地獄 さまよう場所
だからこそ行くんだ 澄んだ空へ
この世の悲しみこそが 地獄で
この世の喜びこそが 天国だ
あなたがこの世にいる事
その心を消し去ろうとしないで
この世に生れた事を 悔やまないで
雨が止んだなら うつむかずに
顔を上に向けてあげよう
ほら 雨が激しければ 激しいほど
空に虹が架かりやすくなる
虹は 七色だろ
それは幸運の数だから 美しく見えるんだ
四つ葉のクローバーだって
死を意味した数だけど 幸運の象徴じゃないか
この葉は元々 3つの葉で成り立っており
芽の段階で外部からの
刺激を受けることで傷ついてしまい
傷口から分裂して4つの葉になる
その確率は 宝くじで4等や3等が当たるに等しい
その確率は チョコボールの
金のエンゼルが姿を見せるに等しい
そう その確率は 1万分の1~10万分の1の確立
そして そこから 奇跡の葉が芽吹く
たから 四つ葉の葉は 幸運の象徴なんだ
それは 私たちの心が
穢 れ堕ちてしまわぬように
さあ 今 目を覚して
汚れてしまったから もうダメなの?
黒く染まってしまったから もう戻れないの?
時計の針も 気付けば止ま終焉 が訪れる
いずれ 針を刻んでいた事も忘れ去られ
二度と動かない永遠の時だけを指し続け
それさえも 被れた埃で見えなくさせる
「そうじゃないだろ…
それは "永遠" じゃない
ただの "延々" だ」
時計の針が動かない永遠を
ずっと指し続けるのは…
あなた自身で もう一度 時を刻んでほしいからだ
その永遠は 「あなたの胸の中で刻み続けてる」
大切だったからこそ 時の針はずっと色あせず
今も刻み続けるんだ
それが「永遠」じゃないか
色あせないものこそ 本当の「永遠」なんだ
あなたの中の思い出が そう言ってるじゃないか
その胸に刻み続ける永遠の針を止め
自ら延々に変えないで
「延々と続く永遠に溺れてしまわないでよ」
虹が架かる前の空を 思い出して…
四つ葉が咲く光景を 忘れないで…
陽が沈むから 夜が来て
陽が昇るから 朝が来る
雨雲におおわれても 雨が降るから
空は晴れ渡り 陽の光が差し込むんだ
時計が止まっても それは終焉ではない
私たちの心 が止まる
それこそが終焉だ
上昇気流に乗って 濃度の薄い空気を貫け
胸の内は真っ白になり あなたの心も 体も
いずれ あの積乱雲を超え 純白になれるさ
泣いた後の涙は 光に照らされ輝き出す
ねえ 笑って?
涙が伝うあなたの笑顔は
あの空のようにきれいだ
その輝きのままで
その笑顔で
あの積乱雲を通り抜け
澄み切った空を目指そう
アクアタイムズさんの、上昇気流を聴いてたら思いつきました。
大切だったからこそ 時の針はずっと色あせず
今も刻み続けるんだ
それが「永遠」じゃないか
色あせないものこそ 本当の「永遠」なんだ
あなたの中の思い出が そう言ってるじゃないか
大切だったからこそ 時の針はずっと色あせず
今も刻み続けるんだ
それが「永遠」じゃないか
色あせないものこそ 本当の「永遠」なんだ
あなたの中の思い出が そう言ってるじゃないか
張り詰めてた ずっとずっと
こぼれ落ちぬように 必死に握り締めてた
寂しかったのでしょう?
ずっと ずっと諦めて。
それが当たり前だと、
愛される事などない、と。
届かぬ願いだと、ずっと思っていた…
もう 堪えなくてもいいかな
崩れ墜ちそうなんだ
グチャグチャで
よく分からない感情が 押し潰そうと迫る
この手を掴んで 一人じゃない と気付いて
上昇しよう 気流に乗って 一緒に行きましょう
ここは 地獄ではないよ
私たち笑い合えるじゃないか
大切な人のために笑顔はある
だから あなたに「笑顔」がある
ここは 天国でもないんだ
だからこそ上に行こう
空の元まで近付くために 上へ 上へと白い雲 掴んで
あなたの心に 空 映し 積乱雲を消し去れ
ここは 混沌と化した
だからこそ行くんだ 澄んだ空へ
この世の悲しみこそが 地獄で
この世の喜びこそが 天国だ
あなたがこの世にいる事
その心を消し去ろうとしないで
この世に生れた事を 悔やまないで
雨が止んだなら うつむかずに
顔を上に向けてあげよう
ほら 雨が激しければ 激しいほど
空に虹が架かりやすくなる
虹は 七色だろ
それは幸運の数だから 美しく見えるんだ
四つ葉のクローバーだって
死を意味した数だけど 幸運の象徴じゃないか
この葉は元々 3つの葉で成り立っており
芽の段階で外部からの
刺激を受けることで傷ついてしまい
傷口から分裂して4つの葉になる
その確率は 宝くじで4等や3等が当たるに等しい
その確率は チョコボールの
金のエンゼルが姿を見せるに等しい
そう その確率は 1万分の1~10万分の1の確立
そして そこから 奇跡の葉が芽吹く
たから 四つ葉の葉は 幸運の象徴なんだ
それは 私たちの心が
さあ 今 目を覚して
汚れてしまったから もうダメなの?
黒く染まってしまったから もう戻れないの?
時計の針も 気付けば止ま
いずれ 針を刻んでいた事も忘れ去られ
二度と動かない永遠の時だけを指し続け
それさえも 被れた埃で見えなくさせる
「そうじゃないだろ…
それは "永遠" じゃない
ただの "延々" だ」
時計の針が動かない永遠を
ずっと指し続けるのは…
あなた自身で もう一度 時を刻んでほしいからだ
その永遠は 「あなたの胸の中で刻み続けてる」
大切だったからこそ 時の針はずっと色あせず
今も刻み続けるんだ
それが「永遠」じゃないか
色あせないものこそ 本当の「永遠」なんだ
あなたの中の思い出が そう言ってるじゃないか
その胸に刻み続ける永遠の針を止め
自ら延々に変えないで
「延々と続く永遠に溺れてしまわないでよ」
虹が架かる前の空を 思い出して…
四つ葉が咲く光景を 忘れないで…
陽が沈むから 夜が来て
陽が昇るから 朝が来る
雨雲におおわれても 雨が降るから
空は晴れ渡り 陽の光が差し込むんだ
時計が止まっても それは終焉ではない
私たちの
それこそが終焉だ
上昇気流に乗って 濃度の薄い空気を貫け
胸の内は真っ白になり あなたの心も 体も
いずれ あの積乱雲を超え 純白になれるさ
泣いた後の涙は 光に照らされ輝き出す
ねえ 笑って?
涙が伝うあなたの笑顔は
あの空のようにきれいだ
その輝きのままで
その笑顔で
あの積乱雲を通り抜け
澄み切った空を目指そう