『密着!どもマリ24時』(女の子の日編)
in kasouken
冬晴れの午後。
事件もなく、急ぎの鑑定もない。
パブリックスペースに流れるのは穏やかな時間……。
「マリコさん、何だか元気ないですね?」
亜美は首を傾げて、マリコに問いかける。
「そう?」
「どれどれ……。熱はないわね。でも、顔色が……。もしかして貧血気味?」
すっとマリコの隣から、早月の手が伸びた。
「はい…。毎月の……」
「「ああ!」」
二人は頷く。
「毎月、憂鬱ですよね?私も鎮痛剤とお友だちです」
「マリコさんも毎月症状が重いの?」
「いいえ。それほどは…。でもここ数ヵ月は少し辛くて……」
「しばらく事件が続いたものね。疲労やストレスの影響もたぶんあるわね」
「はぁ…。ちょっと辛いです」
「薬は飲んだ?」
「ええ、朝に」
「そう。後は暖かくして、時々体を動かすといいわよ。簡単な体操とか。血流をよくすれば痛みも軽くなるわ…って、釈迦に説法ね」
「いいえ。ありがとうございます」
そう答えつつも、マリコは『はぁ…』と息をつく。
もともと白い肌が今日は青味を帯びて、見るからに血色が悪いのだ。
悩ましげなマリコの様子に、早月は心配そうな視線を向ける。
「生理痛を完全に止める方法は一つしかないけど……」
さすがにね…、と早月は苦笑する。
「ええ。土門さんが、そのうち協力してくれるらしいんですけど……」
「……………………はっ?」
「え?だから土門さんが……」
「ぬぁんですってぇぇぇ!!!!!」
「マリコさんっ!」
早月はマリコの両腕をがしっと掴む。
「確認するけど!土門さんが?土門さんがそういったの?」
「さ、早月先生?」
マリコは早月の変貌に驚き、目を見張る。
「答えて。そうなの?」
「は……い」
「た、た、た、た、大変です!!!」
亜美の動揺も半端ない。
「そ、それで…?」
「え?」
「マリコさんは……どうするつもりなの?」
「ええ。こう毎月痛いのは辛いので、早めにお願いしようかと思っています」
「…………(ちーん)」
「さ、早月先生、大丈夫ですか?」
衝撃に耐えきれず、早月は頭を抱える。
亜美に至っては、あんぐりと口を開けたまま固まっている。
「あの……二人とも?」
「マリコさん、分かってるの?」
「マリコさん、分かってるんですか?」
二人は顔を見合わせる。
「「どういう意味か!?」」
ずいっと身を乗り出す早月と亜美の迫力に、マリコはうつ向き、後ずさる。
「「マリコさん!?」」
「………………よ」
「マリコさん?」
早月がマリコの顔をのぞくと……。
「そんなの、分かってますよ……」
微かな声が真っ赤な顔から聞こえた。
マリコはいたたまれず、自分の研究室へ戻ってしまった。
「早月先生?マリコさん、何て?」
聞き取れなかった、亜美がたずねる。
しかし。
「…………許せないじゃないの」
「へっ?」
「マリコさんにあんな可愛い顔させるなんて!」
「はい?」
「今までも独り占めしてきたのね!…………土門さん、ズルイっ!」
「……先生。そこ、ですか?」
ズルイを連呼しながら、早月はぶーぶー怒りながら帰っていった。
in Domon's ……
「なぁ、榊」
「なあに?」
「この間から風丘先生に会うたびに、睨まれるんだが……俺は何かしたか?」
心当たりのない土門は、困惑顔だ。
しかし、亜美から聞いていたマリコには、理由の見当がついた。
土門には少し申し訳ない気もするけれど……。
「『何か』はしたんじゃないかしら?」
「何をしたんだ?」
「そうね…。例えば、こんな風に……」
マリコは腕を伸ばすと、土門の首に巻きつける。
体を寄せれば、布団の温もりより数倍熱い熱にくるまれる。
『そのうち』
……それは不便なようで、実は便利な言葉なのかもしれない。
fin.
■■■ どもマリに、一コマな質問…など(笑) ■■■
*管…わたくし、管理人でーす(^^)/
(管)今回は出張一コマです!久しぶりの管理人でーす。よろしくお願いします(^^)v
(土)26、27、28……ふむ
(管)土門さん、何を数えてるんですか?
(土)お前には関係ない
(管)そんな…。久しぶりなんですから、仲良くしましょうよ~
(土)馴れ合いは好きじゃない
(管)ふーん。そうですか。じゃあ、マリコさんは?
(土)な、な、何でここに榊の名前が出てくるんだ?
(管)逆に何でそんなに動揺しまくりなんです?(笑) あ!やっぱりさっきの数字…マリコさんに関係しているんですね?
(土)う、うるさい!俺は帰る!!
土門はどかどかと荒い足音を立てる。
(管)あー、土門さん!マリコさんは28日じゃなくて、30日周期だそうですよ~
(土)…………余計なお世話だ!
(管)(  ̄▽ ̄)♪
冬晴れの午後。
事件もなく、急ぎの鑑定もない。
パブリックスペースに流れるのは穏やかな時間……。
「マリコさん、何だか元気ないですね?」
亜美は首を傾げて、マリコに問いかける。
「そう?」
「どれどれ……。熱はないわね。でも、顔色が……。もしかして貧血気味?」
すっとマリコの隣から、早月の手が伸びた。
「はい…。毎月の……」
「「ああ!」」
二人は頷く。
「毎月、憂鬱ですよね?私も鎮痛剤とお友だちです」
「マリコさんも毎月症状が重いの?」
「いいえ。それほどは…。でもここ数ヵ月は少し辛くて……」
「しばらく事件が続いたものね。疲労やストレスの影響もたぶんあるわね」
「はぁ…。ちょっと辛いです」
「薬は飲んだ?」
「ええ、朝に」
「そう。後は暖かくして、時々体を動かすといいわよ。簡単な体操とか。血流をよくすれば痛みも軽くなるわ…って、釈迦に説法ね」
「いいえ。ありがとうございます」
そう答えつつも、マリコは『はぁ…』と息をつく。
もともと白い肌が今日は青味を帯びて、見るからに血色が悪いのだ。
悩ましげなマリコの様子に、早月は心配そうな視線を向ける。
「生理痛を完全に止める方法は一つしかないけど……」
さすがにね…、と早月は苦笑する。
「ええ。土門さんが、そのうち協力してくれるらしいんですけど……」
「……………………はっ?」
「え?だから土門さんが……」
「ぬぁんですってぇぇぇ!!!!!」
「マリコさんっ!」
早月はマリコの両腕をがしっと掴む。
「確認するけど!土門さんが?土門さんがそういったの?」
「さ、早月先生?」
マリコは早月の変貌に驚き、目を見張る。
「答えて。そうなの?」
「は……い」
「た、た、た、た、大変です!!!」
亜美の動揺も半端ない。
「そ、それで…?」
「え?」
「マリコさんは……どうするつもりなの?」
「ええ。こう毎月痛いのは辛いので、早めにお願いしようかと思っています」
「…………(ちーん)」
「さ、早月先生、大丈夫ですか?」
衝撃に耐えきれず、早月は頭を抱える。
亜美に至っては、あんぐりと口を開けたまま固まっている。
「あの……二人とも?」
「マリコさん、分かってるの?」
「マリコさん、分かってるんですか?」
二人は顔を見合わせる。
「「どういう意味か!?」」
ずいっと身を乗り出す早月と亜美の迫力に、マリコはうつ向き、後ずさる。
「「マリコさん!?」」
「………………よ」
「マリコさん?」
早月がマリコの顔をのぞくと……。
「そんなの、分かってますよ……」
微かな声が真っ赤な顔から聞こえた。
マリコはいたたまれず、自分の研究室へ戻ってしまった。
「早月先生?マリコさん、何て?」
聞き取れなかった、亜美がたずねる。
しかし。
「…………許せないじゃないの」
「へっ?」
「マリコさんにあんな可愛い顔させるなんて!」
「はい?」
「今までも独り占めしてきたのね!…………土門さん、ズルイっ!」
「……先生。そこ、ですか?」
ズルイを連呼しながら、早月はぶーぶー怒りながら帰っていった。
in Domon's ……
「なぁ、榊」
「なあに?」
「この間から風丘先生に会うたびに、睨まれるんだが……俺は何かしたか?」
心当たりのない土門は、困惑顔だ。
しかし、亜美から聞いていたマリコには、理由の見当がついた。
土門には少し申し訳ない気もするけれど……。
「『何か』はしたんじゃないかしら?」
「何をしたんだ?」
「そうね…。例えば、こんな風に……」
マリコは腕を伸ばすと、土門の首に巻きつける。
体を寄せれば、布団の温もりより数倍熱い熱にくるまれる。
『そのうち』
……それは不便なようで、実は便利な言葉なのかもしれない。
fin.
■■■ どもマリに、一コマな質問…など(笑) ■■■
*管…わたくし、管理人でーす(^^)/
(管)今回は出張一コマです!久しぶりの管理人でーす。よろしくお願いします(^^)v
(土)26、27、28……ふむ
(管)土門さん、何を数えてるんですか?
(土)お前には関係ない
(管)そんな…。久しぶりなんですから、仲良くしましょうよ~
(土)馴れ合いは好きじゃない
(管)ふーん。そうですか。じゃあ、マリコさんは?
(土)な、な、何でここに榊の名前が出てくるんだ?
(管)逆に何でそんなに動揺しまくりなんです?(笑) あ!やっぱりさっきの数字…マリコさんに関係しているんですね?
(土)う、うるさい!俺は帰る!!
土門はどかどかと荒い足音を立てる。
(管)あー、土門さん!マリコさんは28日じゃなくて、30日周期だそうですよ~
(土)…………余計なお世話だ!
(管)(  ̄▽ ̄)♪
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