⑤を選んだあなたは…。

『あなたは、自分が「会いたい！」と言えば、すぐ飛んできてくれるような異性が大好き。あなたは強引で、わがままでヒステリック…。そういう面をあらためるように努力しましょう。また人前で自慢話をあまりしないよう気をつけてください。』

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土「榊、これは…誰だと思う？」

マ「さあ……。誰かしら？」

マリコは本当に思い当たらないらしく、首を捻っている。

土「俺はお前だと思うぞ？いつだったか……。お前の『土門さん、来られない？』の一言に、福井くんだりまで行ったことがあったな。羽毛恐竜の事件で」

マ「あ、あれは捜査に協力して欲しかったから……」

土「だが、それで駆けつけた俺の顔を見て、嬉しそうだったぞ？『土門さん！』なんて甘い声で呼ばれたしな？」

マ「き、気のせいよ！」

土「そうなのか？」

土門は訝しげに眉を持ち上げる。

マ「…………な、い」

土「ん？聞こえないぞ？」

マ「気のせいじゃ……」

土「続きは後で聞かせてくれ」

ふっと笑う土門の人差し指が、マリコの唇を塞ぐ。

次の瞬間、二つあったシルエットは一つに溶け合っていた。




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