thanks!《3》
スキ!を送りました
(コメントの返信は『Re:』ページをご覧ください)
先日、交通課に一人の新人女性警察官が配属された。その日から京都府警は彼女の噂で持ちきりだ。主に男性警察感の間で。
彼女が通れば、すれ違う男性陣は皆、視線を奪われる。
今にもボタンが弾け飛びそうなほどに突き出たバスト。それをより強調させれているのが、くびれたウエスト。そしてタイトスカートのシルエットは、まるく張りのあるヒップをくっきりと描き出している。
ボン、キュッ、ボン。
見本のようなナイスバデイー。
見るな、という方が無理だろう。
硬派で知られた土門でさえ、今朝から彼女を目で追っていた。
そしてそんな噂は刑事課を経由して、またたく間に科捜研のマリコの耳にも届いた。
「へ、へえ。あの土門さんがねえ…」
平静を装いつつも、マリコは言葉につっかえながら自分の体を見下ろす。
「はぁ…」
深いため息。
人には、その人にしかわからないコンプレックスがあるものだ。頭脳明晰で美人と謳われ、羨まれることの方が多いマリコでも。
昼休憩の時間。
マリコは偶然その現場に遭遇してしまってしまった。
土門が例の女性警察官の後ろ姿をじっと見送っているのだ。
「ど、土門さん?」
マリコはためらいがちに声をかけた。
「おう。昼飯か?」
「うん。食べてきたところよ」
「そうか。ちょうどいい!榊、頼みがあるんだ」
「なに?」
「彼女のことなんだが…」
土門は問題の女性を指差す。
『何を頼まれるんだろう…』
マリコは緊張で鼓動が早くなる。
「彼女のスカート…」
「ス、スカート?」
『もしかして、土門さんは彼女みたいなプリプリヒップが好きなのかしら?』
復唱するマリコの声が裏返る。
「そうだ。…………………………クリーニングのタグが見えてないか?」
「え!?」
目を凝らしてみれば、確かにウエストの脇から数センチほど数字の書かれた紙がのぞいていた。
「男の俺から言われるのは嫌だろうと思ってな。今朝からずっと気になっていたんだ。お前、教えてやってくれないか?」
「わかったわ」
何となく肩透かしを食らったマリコだったが、すぐに女性を追いかけ耳打ちすると、彼女は恥ずかしそうにお手洗いへ直行した。
「気づいていなかったんですって。お礼を言っていたわよ。それにしても、よく気がついたわね」
「お前も時々やるからな」
確かに、マリコはクリーニングやら、新品の服のタグを取り忘れてしまうことが時々ある。
「つい、確認する癖がついちまったんだな」
「なんだ、そういうこと」
「ん?なんだと思ったんだ?」
「みんなが、土門さんが彼女のナイスバデイーに見惚れ……な、なんでもないわ」
マリコは慌てて失言を飲み込む。
「ほほう。で、お前はそれを信じたわけか?」
「だって、確かにナイスバデイーだし、私とは全然違うし…」
「はぁ…」
こちらも深いため息。
鈍感な恋人を持つと苦労が絶えない。
「いいか?男にとっちゃ、好きな女の体がナイスバデイーなんだ。ペチャパイだろうが、臀肉が少なかろうが…」
「それ、もしかしなくても私のこと?」
マリコの目つきが怖くなる。
「コホン。とにかく!俺が思うナイスバデイーがどんなものか、今夜逐一説明してやるから」
「え?ううん。だ、大丈夫よ」
とんだやぶ蛇だったかもしれない。
「遠慮するなよ」
ニヤリと笑う顔は悪魔のそれ。
なのに、マリコにはそれがナイススマイルに見えてしまうのだから…恋は盲目とはよくいったものだ。
(こっそり)
管「送信ありがとうございました!(≧∇≦)管理人の頑張る源です。ぜひまたお越しください(^^)」
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先日、交通課に一人の新人女性警察官が配属された。その日から京都府警は彼女の噂で持ちきりだ。主に男性警察感の間で。
彼女が通れば、すれ違う男性陣は皆、視線を奪われる。
今にもボタンが弾け飛びそうなほどに突き出たバスト。それをより強調させれているのが、くびれたウエスト。そしてタイトスカートのシルエットは、まるく張りのあるヒップをくっきりと描き出している。
ボン、キュッ、ボン。
見本のようなナイスバデイー。
見るな、という方が無理だろう。
硬派で知られた土門でさえ、今朝から彼女を目で追っていた。
そしてそんな噂は刑事課を経由して、またたく間に科捜研のマリコの耳にも届いた。
「へ、へえ。あの土門さんがねえ…」
平静を装いつつも、マリコは言葉につっかえながら自分の体を見下ろす。
「はぁ…」
深いため息。
人には、その人にしかわからないコンプレックスがあるものだ。頭脳明晰で美人と謳われ、羨まれることの方が多いマリコでも。
昼休憩の時間。
マリコは偶然その現場に遭遇してしまってしまった。
土門が例の女性警察官の後ろ姿をじっと見送っているのだ。
「ど、土門さん?」
マリコはためらいがちに声をかけた。
「おう。昼飯か?」
「うん。食べてきたところよ」
「そうか。ちょうどいい!榊、頼みがあるんだ」
「なに?」
「彼女のことなんだが…」
土門は問題の女性を指差す。
『何を頼まれるんだろう…』
マリコは緊張で鼓動が早くなる。
「彼女のスカート…」
「ス、スカート?」
『もしかして、土門さんは彼女みたいなプリプリヒップが好きなのかしら?』
復唱するマリコの声が裏返る。
「そうだ。…………………………クリーニングのタグが見えてないか?」
「え!?」
目を凝らしてみれば、確かにウエストの脇から数センチほど数字の書かれた紙がのぞいていた。
「男の俺から言われるのは嫌だろうと思ってな。今朝からずっと気になっていたんだ。お前、教えてやってくれないか?」
「わかったわ」
何となく肩透かしを食らったマリコだったが、すぐに女性を追いかけ耳打ちすると、彼女は恥ずかしそうにお手洗いへ直行した。
「気づいていなかったんですって。お礼を言っていたわよ。それにしても、よく気がついたわね」
「お前も時々やるからな」
確かに、マリコはクリーニングやら、新品の服のタグを取り忘れてしまうことが時々ある。
「つい、確認する癖がついちまったんだな」
「なんだ、そういうこと」
「ん?なんだと思ったんだ?」
「みんなが、土門さんが彼女のナイスバデイーに見惚れ……な、なんでもないわ」
マリコは慌てて失言を飲み込む。
「ほほう。で、お前はそれを信じたわけか?」
「だって、確かにナイスバデイーだし、私とは全然違うし…」
「はぁ…」
こちらも深いため息。
鈍感な恋人を持つと苦労が絶えない。
「いいか?男にとっちゃ、好きな女の体がナイスバデイーなんだ。ペチャパイだろうが、臀肉が少なかろうが…」
「それ、もしかしなくても私のこと?」
マリコの目つきが怖くなる。
「コホン。とにかく!俺が思うナイスバデイーがどんなものか、今夜逐一説明してやるから」
「え?ううん。だ、大丈夫よ」
とんだやぶ蛇だったかもしれない。
「遠慮するなよ」
ニヤリと笑う顔は悪魔のそれ。
なのに、マリコにはそれがナイススマイルに見えてしまうのだから…恋は盲目とはよくいったものだ。
(こっそり)
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