thanks!《3》
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(コメントの返信は『Re:』ページをご覧ください)
「わぁ。沢山年賀状が届いているわね。所長に、亜美ちゃん、父さんと母さんからも!」
「そうだな」
元旦のポストにはハガキの束がいくつか配達されていた。
「あ!これ乾くんからだわ」
「乾のやつ、元気にしてるのか?」
「うん…今は地元の病院に務めて、開業できるように準備を進めている、って」
「最期にオヤジさんとの溝が埋まってよかったな」
「ええ。乾くんは新しい夢に向かって頑張っているんだわ」
「おい、相馬からもエアメールが届いてるぞ」
「あら、本当」
ハガキを裏返せば、暖炉の前でピースした自撮り写真。
「あいつ、今年もひとりなのか?」
「でも元気そうじゃない」
本当にこの二人は似ている。
飄々としたところは特に…と土門は苦笑した。
「土門さん、見て」
「ん?橋口か?先生ぶりが板についてきたな」
呂太の年賀状には、理科室で生徒たちと実験している様子が写っていた。
「これは理科クラブの生徒たちですって。呂太くん、楽しそう」
「羨ましいのか?」
「少しね」
「だったらお前も早いとこ子どもでも産んで、親子で実験したらどうだ?」
「それ!いいわね」
冗談半分のつもりが、マリコは目を輝かせてノッてきた。
「…そう来るか。で、この体勢は何なんだ?」
マリコはソファに座る土門を押し倒し、その上に乗り上がる。
ノッてきたのは、気分だけではないらしい。
「え?土門さんが言ったんじゃない。早いとこ子どもを産んで、って」
「俺をからかってるのか?」
「さあ?」
くすっと笑うマリコは今年も魅力的で、早くも姫始めの儀を執り行うこととなった土門。
「それにしても、なんでお前の年賀状がうちに届くんだ?」
行動を見透かされている二人であった。
(こっそり)
管「送信ありがとうございました!(≧∇≦)管理人の頑張る源です。ぜひまたお越しください(^^)」
(コメントの返信は『Re:』ページをご覧ください)
「わぁ。沢山年賀状が届いているわね。所長に、亜美ちゃん、父さんと母さんからも!」
「そうだな」
元旦のポストにはハガキの束がいくつか配達されていた。
「あ!これ乾くんからだわ」
「乾のやつ、元気にしてるのか?」
「うん…今は地元の病院に務めて、開業できるように準備を進めている、って」
「最期にオヤジさんとの溝が埋まってよかったな」
「ええ。乾くんは新しい夢に向かって頑張っているんだわ」
「おい、相馬からもエアメールが届いてるぞ」
「あら、本当」
ハガキを裏返せば、暖炉の前でピースした自撮り写真。
「あいつ、今年もひとりなのか?」
「でも元気そうじゃない」
本当にこの二人は似ている。
飄々としたところは特に…と土門は苦笑した。
「土門さん、見て」
「ん?橋口か?先生ぶりが板についてきたな」
呂太の年賀状には、理科室で生徒たちと実験している様子が写っていた。
「これは理科クラブの生徒たちですって。呂太くん、楽しそう」
「羨ましいのか?」
「少しね」
「だったらお前も早いとこ子どもでも産んで、親子で実験したらどうだ?」
「それ!いいわね」
冗談半分のつもりが、マリコは目を輝かせてノッてきた。
「…そう来るか。で、この体勢は何なんだ?」
マリコはソファに座る土門を押し倒し、その上に乗り上がる。
ノッてきたのは、気分だけではないらしい。
「え?土門さんが言ったんじゃない。早いとこ子どもを産んで、って」
「俺をからかってるのか?」
「さあ?」
くすっと笑うマリコは今年も魅力的で、早くも姫始めの儀を執り行うこととなった土門。
「それにしても、なんでお前の年賀状がうちに届くんだ?」
行動を見透かされている二人であった。
(こっそり)
管「送信ありがとうございました!(≧∇≦)管理人の頑張る源です。ぜひまたお越しください(^^)」