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呂「ねー、宇佐見さん。お内裏様とお雛様って結婚してるの?」
宇「雛壇飾りのモデルは、天皇と皇后夫妻だそうですよ」
呂「へぇー」
宇「三人官女はお付きの女官で、五人囃子は能のお囃子を奏でる楽人、下の段に並ぶ牛車や食器なんかは宮中の暮らしや嫁入り道具を模しているんですよ」
亜「さすがですね、宇佐見さん。私も初めて知りました 」
ほえ~と感心している亜美に、日野は呆れ顔だ。
日「亜美くん、君…女の子でしょう?」
亜「だって、そんな話聞いたことないですよー!」
ぷぅ、と膨れる亜美の後ろから話し声と足音が聞こえる。
やって来たのはマリコと土門。
マリコの手にはポリスみやこのぬいぐるみ。
土門の手にはポリスマロンがあった。
それはまるで……。
呂「あ!お内裏様とお雛様!!」
土マ「「?」」
亜「ほんとだ!」
宇「お似合いですね」
土マ「「???」」
二人同時に首を傾げる様子に、日野も笑う。
マ「もー!何なのよ、みんな?」
土「……………」
土門は意味に気づいたらしい……。
マリコにポリスマロンを手渡した。
ポリスみやこを持つのとは逆の手に。
土「じゃあ、後でな!」
そして刑事課へ戻っていった。
後で………二人はちらし寿司を食べに行く約束をしているのだ。
♪今日は楽しい雛祭り、だから。
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管「送信ありがとうございました!(≧∇≦)管理人の頑張る源です。ぜひまたお越しください(^^)」