thanks!《2》
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マ「『待ち人、来る』かぁ…。当たってたわね」
土「何の話だ?」
マ「うん?おみくじ」
土「珍しいな。お前がおみくじを気にするなんて」
マ「んー…。今回はね、ちょっと特別なの」
土「そうなのか?」
マリコは曖昧に微笑むと、土門に背を向ける
土「待ち人ねぇ…」
『こいつも可愛いところ、あるじゃないか……』
土門はマリコの華奢な後ろ姿を嬉しそうに見つめる。
土「おい!」
マ「なに?」
耳元でチリンと鳴った音に、マリコは振り返る。
土「やるよ。初詣のときに見つけた」
マリコの手に落とされたのは、匂袋のようなお守り。
マ「可愛い!あら?これ…………安産守りよ!?」
マリコは呆れる。
土「そのうち、必要になるかもしれんだろう?」
案外真顔な土門に、マリコは“ぽっ”と赤くなるのだった。
数年後にも……待ち人、来る!?
(こっそり)
管「送信ありがとうございました!(≧∇≦)管理人の頑張る源です。ぜひまたお越しください(^^)」