thanks!《2》
スキ!を送りました
(コメントの返信は『Re:』ページをご覧ください)
「おい、着替えたのか?」
「………う、ん………」
土門が呼びかけると、扉の向こうからは返事とも、唸り声とも判断できない答えが返ってきた。
「着替えたのなら入ってこい!」
ドアノブがゆっくりと動き、開いた扉の向こうからマリコが姿を見せた。
「こっちへ来たらどうだ?」
「……………」
マリコは立ち尽くしたままだ。
仕方なく、土門は自分からマリコへ近づく。
そして。
「邪魔だな」
そう呟くと、マリコの羽織ったパーカーを床へ落とした。
そろそろデパートの特設ブースでは、水着フェアーが始まる頃だ。
科捜研女子プラス1の間でも、今年水着を新調するかどうかで白熱の議論が交わされた。
その話題を何気なく持ち出したマリコに、思いのほか土門は食いついた。
というのも、マリコは新しい水着を買うつもりがないらしいからだ。
「今の水着は着てみたのか?サイズが変わっている可能性もあるんじゃないのか?」
「そんなことは……」
言いかけたが、マリコも年々体型の変化には悩まされている。
「やっぱり着てみるわ」
その一言で、マリコは今の状況に陥っているのだ。
土門の目には、昨年の夏、とある事件の際と同じ水着をまとったマリコの姿が映っている。
濃い紫が妖艶なビキニ。
今のマリコにも、もちろん似合っている。
しかし…。
「土門さん、あまり見ないで」
凝視する視線に羞恥を感じ、マリコは身をよじる。
「やっぱりな」
土門は確信した。
「榊、水着は買い直したほうがいいな。サイズが変わっているようだ」
「え!?どの辺が?」
マリコはあちこち自分の体をチェックするが、よくわからない。
「ここだ!」
“ぽよん”と弾むそれらを、土門の手のひらが包む。
ムニュ。ムニュ。
「うむ。やっぱりな……確実に大きくなっている」
ふっ、と土門はニヒルに笑う。
「俺の努力の賜物だな」
「…………………………エッチ!!!」
さて、今年の水着は何色になるのかな?
ビキニの日(7月5日)の妄想でした(笑)
(こっそり)
管「送信ありがとうございました!(≧∇≦)管理人の頑張る源です。ぜひまたお越しください(^^)」
(コメントの返信は『Re:』ページをご覧ください)
「おい、着替えたのか?」
「………う、ん………」
土門が呼びかけると、扉の向こうからは返事とも、唸り声とも判断できない答えが返ってきた。
「着替えたのなら入ってこい!」
ドアノブがゆっくりと動き、開いた扉の向こうからマリコが姿を見せた。
「こっちへ来たらどうだ?」
「……………」
マリコは立ち尽くしたままだ。
仕方なく、土門は自分からマリコへ近づく。
そして。
「邪魔だな」
そう呟くと、マリコの羽織ったパーカーを床へ落とした。
そろそろデパートの特設ブースでは、水着フェアーが始まる頃だ。
科捜研女子プラス1の間でも、今年水着を新調するかどうかで白熱の議論が交わされた。
その話題を何気なく持ち出したマリコに、思いのほか土門は食いついた。
というのも、マリコは新しい水着を買うつもりがないらしいからだ。
「今の水着は着てみたのか?サイズが変わっている可能性もあるんじゃないのか?」
「そんなことは……」
言いかけたが、マリコも年々体型の変化には悩まされている。
「やっぱり着てみるわ」
その一言で、マリコは今の状況に陥っているのだ。
土門の目には、昨年の夏、とある事件の際と同じ水着をまとったマリコの姿が映っている。
濃い紫が妖艶なビキニ。
今のマリコにも、もちろん似合っている。
しかし…。
「土門さん、あまり見ないで」
凝視する視線に羞恥を感じ、マリコは身をよじる。
「やっぱりな」
土門は確信した。
「榊、水着は買い直したほうがいいな。サイズが変わっているようだ」
「え!?どの辺が?」
マリコはあちこち自分の体をチェックするが、よくわからない。
「ここだ!」
“ぽよん”と弾むそれらを、土門の手のひらが包む。
ムニュ。ムニュ。
「うむ。やっぱりな……確実に大きくなっている」
ふっ、と土門はニヒルに笑う。
「俺の努力の賜物だな」
「…………………………エッチ!!!」
さて、今年の水着は何色になるのかな?
ビキニの日(7月5日)の妄想でした(笑)
(こっそり)
管「送信ありがとうございました!(≧∇≦)管理人の頑張る源です。ぜひまたお越しください(^^)」