thanks!《2》
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(コメントの返信は『Re:』ページをご覧ください)
*****
「こんなデカイ荷物、橋口に運ばせればいいだろう?」
「呂太くんは、もう一つの方を運んでくれてるのよ」
実は今、土門とマリコはエレベーターに閉じ込められている。
コトのいきさつは、こうだ。
今日9月1日は防災の日。
京都府警でも防災訓練が行われることになっていた。
本来の予定では、各階のブレーカーが落ちるだけのはずだったのだが……。
なぜかエレベーターまで停止してしまったのだ。
そしてマリコは鑑定器具を定期検査へ出すため、大きな器具を地下へ運ぼうとエレベーターに乗った。
たまたま科捜研を訪れていた土門も一課に戻るため、一緒に乗り込んだその直後、現在の状況に至っている。
「全く身動きがとれん…」
器具はエレベーターの床面積の4分の3を占めているため、二人はほぼ密着した状態のまま動けずにいる。
「どうにかならないかしら…」
マリコがもぞもぞと身体をくねらせる。
「お、おい!動くな」
「どうして?」
「いや、そりゃ、お前…。男は色々とだなぁ……」
「?」
「だから……」
「だって、この隙間を通れれば、少しはスペースに余裕が……」
尚もマリコはごそごそと動く。
と、二人の体は向い合わせに、より近づいた。
ムニュ♡(←察してくださいね♪)
土門は諦め色のため息をついた。
「スペースなんて必要ない。いいから動くな!」
そういうと、逆にマリコを引き寄せた。
「ちょっと、土門さん?なにを、え?…………!!!」(←ここも察してください!)
「生理現象だ。仕方ないだろう?」
「生理現象?だったら亜美ちゃんでもこうなるの?」
マリコは上目使いで、土門を睨む。
「そんなわけあるか!」
「だって……」
「お前限定に決まってるだろ!」
「……………」
マリコは耳まで赤くなる。
――――― 勘弁してくれ……。
電気が復旧するまで、土門の苦悩は続くのであった。
ご愁傷さまです。ちーん(笑)
*****
(こっそり)
管「送信ありがとうございました!(≧∇≦)管理人の頑張る源です。ぜひまたお越しください(^^)」
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「こんなデカイ荷物、橋口に運ばせればいいだろう?」
「呂太くんは、もう一つの方を運んでくれてるのよ」
実は今、土門とマリコはエレベーターに閉じ込められている。
コトのいきさつは、こうだ。
今日9月1日は防災の日。
京都府警でも防災訓練が行われることになっていた。
本来の予定では、各階のブレーカーが落ちるだけのはずだったのだが……。
なぜかエレベーターまで停止してしまったのだ。
そしてマリコは鑑定器具を定期検査へ出すため、大きな器具を地下へ運ぼうとエレベーターに乗った。
たまたま科捜研を訪れていた土門も一課に戻るため、一緒に乗り込んだその直後、現在の状況に至っている。
「全く身動きがとれん…」
器具はエレベーターの床面積の4分の3を占めているため、二人はほぼ密着した状態のまま動けずにいる。
「どうにかならないかしら…」
マリコがもぞもぞと身体をくねらせる。
「お、おい!動くな」
「どうして?」
「いや、そりゃ、お前…。男は色々とだなぁ……」
「?」
「だから……」
「だって、この隙間を通れれば、少しはスペースに余裕が……」
尚もマリコはごそごそと動く。
と、二人の体は向い合わせに、より近づいた。
ムニュ♡(←察してくださいね♪)
土門は諦め色のため息をついた。
「スペースなんて必要ない。いいから動くな!」
そういうと、逆にマリコを引き寄せた。
「ちょっと、土門さん?なにを、え?…………!!!」(←ここも察してください!)
「生理現象だ。仕方ないだろう?」
「生理現象?だったら亜美ちゃんでもこうなるの?」
マリコは上目使いで、土門を睨む。
「そんなわけあるか!」
「だって……」
「お前限定に決まってるだろ!」
「……………」
マリコは耳まで赤くなる。
――――― 勘弁してくれ……。
電気が復旧するまで、土門の苦悩は続くのであった。
ご愁傷さまです。ちーん(笑)
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