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半年後
魔法騎士団入団試験当日―――
バネッサとともに酒をかわし、いつものようにソファでごろごろしていたリンだが、
ヤミに首の根っこを掴まれ、カエルの鳴き声のような声を出した。
「な・・・なんですかヤミさん・・・」
「早く支度しろ、置いてくぞクソ秘書」
「え、私も行くんですか会場」
「あたりまえだろ、てめえは団長クラスなんだよさっさとその寝間着何とかしてきやがれ」
寝間着で髪もメイクも整えておらず、光の精霊をとおして会場を見るつもりだった彼女はぼーっとヤミを見つめて不服そうな顔で見つめたが、
せっかちなヤミのことだ1分も待ってくれないだろうと思い、光魔法を自分にかけて目に留まらぬ速さで支度を済ませた。
「おおー魔力の無駄遣いだねえ」
「あなたが早くしろといったのでは・・・」
「じゃ行くぞフィンラル」
「行ってらっしゃい、『金色の夜明け』の殿方によろしくね~~~」
フィンラルの空間魔法にわたる際、バネッサがくすくすと笑いながら手を振った。
リンは頬を赤く染めて「帰ったら覚えてなさい」と言い放ち、会場へと渡っていった。