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『黒の暴牛』本部に帰還した深夜、リンの光の精霊が変化した竜の眩い光によって起こされた団員が何事かと外へと出る。
そこに団長クラスの権限を持つリンと、金色の夜明けの団長のヴァンジャンスが戻って来たのだから団員達は背筋を凍らせた。
「おかえりなさいいいいい!リンさんんんんんん!ヴァンジャンス団長おおおお!真夜中にお勤めご苦労様です!!!!」
マグナが威勢のいい声で二人を出迎える。その大声にリンは少し顔が歪んだところをヴァンジャンスはくすくすと笑っていた。
「夜遅くにすまないね。黒の暴牛の皆さん」
「起こしちゃってごめんねみんな」
「よう金ピカ仮面団長。今日一日ぐらいこいつとよろしくやればよかったのにわざわざ送るなんて相変わらず律儀だな」
「私なりに大切にしてるんだよ。ヤミ」
「へえへえお熱いことで。」
「からかわないでください、ヤミさん」
団長クラスが夜中に一堂に集まりほのぼのと雑談を始める3人。
かえって寝ていいですかとも聞けず団員たちはその場が収まるまで立つこととなったがほどなくしてヤミがフィンラルの名前を呼んだ。
「あの金ピカ仮面団長、空間魔法で送れ」
「かしこまりましたぁぁあっ」
やっとこれで解放されると思い喜んでフィンラルは空間魔法でヴァンジャンスを送った。
彼を見届けると一気に先ほどの緊張は解け、バネッサがリンの肩に手をまわす。
「ちょっとお、リンちゃん大人の女なら団長さんと二人で過ごしなさいよお。真面目なんだから~」
「バネッサ、私お付き合いしてないし任務だって・・・」
「それに付き合わされるオレたちに気遣いやがれ。くそねみいんだよこっちは」
「ちょっとそれ任務から帰って来た人に言う言葉ですかヤミさん」
そうやってぼやく一同に次から夜中に帰るときは宿に泊まってから帰ろうと心に決めたリンだった。
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