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恵外界 ハージ村
3月―――蛍タンポポの綿毛舞う頃
年に一度全国各地でその年 齢15となる少年少女の魔力を高める
「ようこそ受領者諸君――――今日からそれぞれの道を歩む君たちへ・・・『誠実』と『希望』と『愛』を・・・!
私はこの魔導書塔の塔主である。
この地から『伝説の聖女』と呼ばれる少女が生まれ、現魔法帝直々に魔法騎士団入団の拝命があったことは有名だろう。
この中の誰かが、彼女のように魔法騎士団に入り功績をあげ、いつの日か魔法帝になることを願う。
いやホントまじで!!!
――――それでは、 魔導書授与」
様々な魔導書が与えられる中、アスタと呼ばれる銀髪の少年は魔導書を与えられず、会場中に笑い声が響く一方で、
ユノと呼ばれる黒髪の魔力の高い少年が、伝説の幸運をもつ魔導書・・・四つ葉の魔導書を手に入れ、どよめきが起こる。
その一部始終を光の精霊が見据え、ぱちんと音を立てて消えた。