01 暴君シャークレディ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
時は現在に戻る。彼女は、昔のあの時と同じようにうつむいている。深海の宝石は少し曇っている。
「まず、全身骨折するまで力を入れるのはもうやめなさい。昔と違って今は立場が違うのですから。
そして、ジェイドとフロイドを稚魚というのはやめなさい。彼らももう立派な人魚です。
最後に、リン」
「昔の約束をお忘れなんてことは、ないですよねえ?」
華奢な彼女の顔の輪郭をなぞり、俯いた顎を僕の方に向かせた。
丸くする宝石の瞳。長い睫毛に白雪の肌。こうおとなしければとても可愛らしいのに。
「アズールせんぱい」
近づく唇と唇。彼女は震える声と弱い力で僕の寮服をくしゃりと掴み、これから起こるであろう出来事に長い睫毛を伏せる。
少し自分の唇が震えた。この行為を超えてしまったら、僕はもうずっと抑えていた独占欲が止まらなくなってしまう気がするからだ。
リンが言っていたように、檻に閉じ込めてずっと自分だけのものにしていたくなる。
「あーアズールとリンがチューしてる」
フロイドの間抜けな声に、僕とリンはお互い後ろに退いた。薔薇の木々の間から、「なんだぁ、結局仲いいんじゃん」とこっちに近づいてくる。
「フロイド、いいところを邪魔しないようにとあれだけ・・・」
ジェイドが頭を抱えながらフロイドの後を追ってついてきた。
「フロイド・・・ジェイド・・・」
かすかに呟いたリン。そして常人のそれとは比べ物にならないスピードで、主にフロイドを締め上げている姿に僕はしばらく制止しないでおいた。
白雪の肌にうっすらと、珊瑚色の頬している。それだけで僕は満足だった。
01 暴君シャークガール
ヤンデレ彼女と僕の追いかけっこ
「まず、全身骨折するまで力を入れるのはもうやめなさい。昔と違って今は立場が違うのですから。
そして、ジェイドとフロイドを稚魚というのはやめなさい。彼らももう立派な人魚です。
最後に、リン」
「昔の約束をお忘れなんてことは、ないですよねえ?」
華奢な彼女の顔の輪郭をなぞり、俯いた顎を僕の方に向かせた。
丸くする宝石の瞳。長い睫毛に白雪の肌。こうおとなしければとても可愛らしいのに。
「アズールせんぱい」
近づく唇と唇。彼女は震える声と弱い力で僕の寮服をくしゃりと掴み、これから起こるであろう出来事に長い睫毛を伏せる。
少し自分の唇が震えた。この行為を超えてしまったら、僕はもうずっと抑えていた独占欲が止まらなくなってしまう気がするからだ。
リンが言っていたように、檻に閉じ込めてずっと自分だけのものにしていたくなる。
「あーアズールとリンがチューしてる」
フロイドの間抜けな声に、僕とリンはお互い後ろに退いた。薔薇の木々の間から、「なんだぁ、結局仲いいんじゃん」とこっちに近づいてくる。
「フロイド、いいところを邪魔しないようにとあれだけ・・・」
ジェイドが頭を抱えながらフロイドの後を追ってついてきた。
「フロイド・・・ジェイド・・・」
かすかに呟いたリン。そして常人のそれとは比べ物にならないスピードで、主にフロイドを締め上げている姿に僕はしばらく制止しないでおいた。
白雪の肌にうっすらと、珊瑚色の頬している。それだけで僕は満足だった。
01 暴君シャークガール
ヤンデレ彼女と僕の追いかけっこ