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鶴と骨

いなくなったのは鶴を除く五人五振り
部隊長の石切丸をはじめとする、にっかり青江、加州清光、宗三左文字、愛染国俊である。

宗三を兄と慕っていた小夜左文字は
「あんただけ、のうのうと帰ってきた。兄様を、返せ……!」
と鶴に噛みつかんばかりの勢いで言った。

加州と特に親しい様子であった大和守安定は
「あんただけが辛いと思うな!むしろ、こっちの方が……どれだけ……!!
清光はもう、帰ってこないかもしれないのに……!!あんたも破壊されればよかったんだ……!!!」
と、鶴をわざと傷つけるような言葉で嬲った。

他の者も彼らを諌めはするが、直接言わずとも懐疑的な目で鶴を見ているようだった。

しかし鶴にとってそれはどうでもよかった。
それらは些事であった。

骨喰が自分を認識できない。
骨喰だけが、鶴を認識できない。
今はそれ以外理解できなかった。

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