時計じかけの摩天楼
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「もしもし?」
「目暮警部!工藤です!」
「おー、工藤くん!待っておったぞ!」
「阿笠博士から話は聞きました。爆弾の場所は網棚の上でも座席の下でも車体の下でもありません。線路の…間です…。」
『(線路の間!?)』
「爆弾はほんの何秒間か光が当たらないだけで爆発します。環状線が爆弾の上を全車両が通過するのに何秒間か光が遮られます。一車両の長さが20mとして、10秒間に200m、時速60kmだと秒速16.7m、つまり、200m進むのに12秒程かかります。ギリギリ爆発しない時間が時速60kmなんです。ですから、すぐに環状線を他の線に移しさえすれば止まっても問題ありません。」
そう言って、新一くんは電話を切った。
『新一くん、それ本当なの?』
「あぁ、おそらく…。」
しばらくして、目暮警部から連絡があり、環状線を別の線に全て移し、どの車両も爆発はしなかったとのことだった。
『環状線はどの車両も爆発しなかったって!』
「よかった。」
それから、目暮警部達は爆弾の回収を終え、毛利探偵事務所に帰ってきた。
『目暮警部、爆弾は?』
「全て回収したよ。」
「よかった。」
「しかし、安心はできん。今回、回収した爆弾は盗まれた火薬の4分の1だそうだ。」
『じゃぁ、残りの4分の3はまだ犯人が?』
「あぁ、おそらくなぁ。」
すると、白鳥警部が入ってきた。
「遅くなりました。岡本元市長の息子、浩平ですが、今朝早くから伊豆の方に出かけていることが分かりました。」
「そうか…。ならば、浩平は白だな…。」
「はい。爆弾事件の方は?」
「解決した。」
「あとは残りの爆弾のありかと星の正体だな。」
すると、毛利さんが
「今分かっているのは、今回、爆弾が仕掛けられた5つの場所の近くには住んで居ないってことですなぁ。」
「え?」
「だって、そうでしょう?自分の家の近くに仕掛けたら、もしかすると、電車ごと吹っ飛んでくるかもしれないじゃないですか。それに、キャリーケースの爆弾も16秒前に止まったのも自宅に近かったからじゃないですか?」
『近くには…児童公園とマンションがありました。』
「それですよ!警部殿!犯人はそのマンションに住んでいるんじゃないでしょうか!」
と毛利さんの推理を話す。
「よーし!そのマンションに直行だ!」
そう言って、目暮警部達が出て行った。
私は零さんに
『毛利さんの推理どう思いますか?』
「うーん。可能性がないとも限らないけど、何か引っかかるんだ。」
しばらくして、目暮警部達が、戻ってきた。
「空振り…!?」
「あぁ、毛利くんが言ったマンションの住人に聞き込みをしたが全員アリバイがあった。」
すると、コナンくんが
「ねぇ、警部さん。爆弾はどういうところに仕掛けられていたの?」
「どこって、普通の住宅街だったよ。あぁ、1つだけ橋の上だったなぁ。隅田運河の。」
テレビを見ると橋が映っていた。
『この橋じゃない?(この橋って…。)』
それを見たコナンくんが
「この橋森谷教授が設計した橋じゃない?」
「そうです。」
そう言って、白鳥警部が詳しく説明してくれた。
少し考えて、コナンくんが
「この前の放火事件の家の設計者を調べたら何か面白いことが分かるんじゃない。」
と言い出したので白鳥警部が調べに行った。
「目暮警部!工藤です!」
「おー、工藤くん!待っておったぞ!」
「阿笠博士から話は聞きました。爆弾の場所は網棚の上でも座席の下でも車体の下でもありません。線路の…間です…。」
『(線路の間!?)』
「爆弾はほんの何秒間か光が当たらないだけで爆発します。環状線が爆弾の上を全車両が通過するのに何秒間か光が遮られます。一車両の長さが20mとして、10秒間に200m、時速60kmだと秒速16.7m、つまり、200m進むのに12秒程かかります。ギリギリ爆発しない時間が時速60kmなんです。ですから、すぐに環状線を他の線に移しさえすれば止まっても問題ありません。」
そう言って、新一くんは電話を切った。
『新一くん、それ本当なの?』
「あぁ、おそらく…。」
しばらくして、目暮警部から連絡があり、環状線を別の線に全て移し、どの車両も爆発はしなかったとのことだった。
『環状線はどの車両も爆発しなかったって!』
「よかった。」
それから、目暮警部達は爆弾の回収を終え、毛利探偵事務所に帰ってきた。
『目暮警部、爆弾は?』
「全て回収したよ。」
「よかった。」
「しかし、安心はできん。今回、回収した爆弾は盗まれた火薬の4分の1だそうだ。」
『じゃぁ、残りの4分の3はまだ犯人が?』
「あぁ、おそらくなぁ。」
すると、白鳥警部が入ってきた。
「遅くなりました。岡本元市長の息子、浩平ですが、今朝早くから伊豆の方に出かけていることが分かりました。」
「そうか…。ならば、浩平は白だな…。」
「はい。爆弾事件の方は?」
「解決した。」
「あとは残りの爆弾のありかと星の正体だな。」
すると、毛利さんが
「今分かっているのは、今回、爆弾が仕掛けられた5つの場所の近くには住んで居ないってことですなぁ。」
「え?」
「だって、そうでしょう?自分の家の近くに仕掛けたら、もしかすると、電車ごと吹っ飛んでくるかもしれないじゃないですか。それに、キャリーケースの爆弾も16秒前に止まったのも自宅に近かったからじゃないですか?」
『近くには…児童公園とマンションがありました。』
「それですよ!警部殿!犯人はそのマンションに住んでいるんじゃないでしょうか!」
と毛利さんの推理を話す。
「よーし!そのマンションに直行だ!」
そう言って、目暮警部達が出て行った。
私は零さんに
『毛利さんの推理どう思いますか?』
「うーん。可能性がないとも限らないけど、何か引っかかるんだ。」
しばらくして、目暮警部達が、戻ってきた。
「空振り…!?」
「あぁ、毛利くんが言ったマンションの住人に聞き込みをしたが全員アリバイがあった。」
すると、コナンくんが
「ねぇ、警部さん。爆弾はどういうところに仕掛けられていたの?」
「どこって、普通の住宅街だったよ。あぁ、1つだけ橋の上だったなぁ。隅田運河の。」
テレビを見ると橋が映っていた。
『この橋じゃない?(この橋って…。)』
それを見たコナンくんが
「この橋森谷教授が設計した橋じゃない?」
「そうです。」
そう言って、白鳥警部が詳しく説明してくれた。
少し考えて、コナンくんが
「この前の放火事件の家の設計者を調べたら何か面白いことが分かるんじゃない。」
と言い出したので白鳥警部が調べに行った。