放火事件と火薬庫から火薬の窃盗事件の内容の詳しく調べている時、コナンくんから電話がかかってきた。

『もしもし？コナンくんどうしたの？』

｢名前さん！さっき東洋火薬から火薬を盗んだって言う変なやつから工藤新一の家の方に電話がかかってきて、今すぐ堤向津川緑地公園に来いって言う電話があったんだ。｣

『新一君の家に？』

｢うん。変声機まで使ってたから、悪戯ではないと思うから、今、向かってるとこなんだ。｣

『1人じゃ危ないよ！私も行く！この事件、公安と刑事部の合同捜査してるから！』

｢わかった！じゃあ、公園で合流しよう！｣

『うん！じゃあまた後で。』
電話をきり、風見さんに一言伝え、私は堤向津川緑地公園に急いだ。

『コナンくん！』
｢名前さん！早かったね！｣
『そんなことより、何か変わったことは？』
｢今のところ何もなさそうだけど…。｣

私とコナンくんは辺りを見渡す。

少年探偵団のみんながラジコンで遊んでいるのを見つけた。

『あれ、歩美ちゃん達じゃない？』
｢本当だ。あのラジコンどうしたんだろう？名前さん、行ってみよう！｣

私達は歩美ちゃん達の所に向かった。

｢おーい！光彦ー！そのラジコンどうしたんだ？｣

｢くれたんですよ。髭の生えたひとが。｣
｢これは爆撃機だ！ってな！｣
と元太くんが言った。
『(爆撃機…!?)っ！まさか！』
ラジコンの方を見ると機体の下に黒い塊が付いている。

『コナンくん！もしかしてあれ！』
コナンくんは頷き
｢光彦！貸せ！｣
コナンくんが光彦くんからラジコンの操縦器を取ろうとすると、元太くんが次は俺の番だ！と言って取り合いになる。

すると、コナンくんが
｢爆弾が仕掛けられているんだ！｣
と言うと、光彦くんと元太くんが慌てて操縦器を落として、アンテナが折れてしまった。

『(まずいな…。)』
すると、歩美ちゃんが上を指さし
｢コナンくん飛行機が！｣
見ると飛行機がこっちに向かって飛んできていた！

｢みんな逃げろー！｣
歩美ちゃん達が逃げ出したが
『っあ！みんなそっちじゃないよ！』
みんなが逃げた方に飛行機が飛んでいく。

｢コナン！なんとかしろよー！｣
元太くんがそう言ったあと、みんなその場に伏せると飛行機は空高く上がって行った。

コナンくんは操縦器を飛行機に向かって蹴り上げ、見事命中し、飛行機は爆発した。

『(青みを帯びたオレンジ色の閃光…。)』
『｢プラスチック爆弾…。｣』

すると、新一くんの携帯が鳴った。
私も耳を澄まして隣で聞いた。