時計じかけの摩天楼
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~車内~
「本当によかったよ…。」
『今回ばかりは本当に怖かったです。避難できなかった方々がいたので。』
「ちなみにどっちのコード切ったんだ?」
『青です。蘭ちゃんが話していた事を思い出したので!』
「何を話していたんだ?」
『新一くんと蘭ちゃんのラッキーカラーが今月は赤だってことです。』
「名前、知っていたのか!天井の瓦礫が崩れる直前、新一くんから電話でその事を聞いて、青いコードだ!って言おうと思ったら、瓦礫が崩れたんだよ。その後、叫んだんだが、応答がなかったから、聞こえてなかったんだろう?」
『はい。それと、前に蘭ちゃんと園子ちゃんとお茶した時に赤い糸の話もしていて、赤を切っちゃうと、零さんと縁が切れちゃう気がして切りたくなかったんです。』
「そうだったのか。」
零さんは嬉しそうにしていた。
『そういえば、零さん、黒いコードを切ったあと、タイマーが止まらなくて困っていた時、松田って言ってましたよね?松田って松田陣平刑事のことですか?』
「あぁ、松田は警察学校時代の友人なんだ。松田は爆弾処理が得意でね…。だが、3年前の爆弾事件で殉職したんだ…。」
『その事件、美和子さんから聞きました…。零さんと同期の方だったんですね。じゃぁ、萩原さんや伊達さんも諸伏さんもですよね?』
「あぁ。みんな同期で、みんな殉職した…。」
零さんは泣きそうな顔をしていた。
『零さん…。泣きたい時は泣いていいんですよ…。私が隣で涙を拭いてあげるので。』
私はニッコリと笑うと零さんが
「ありがとう…。」
そう言って車を走らせた。
しばらくして、私の自宅に着いた。
『零さん今日はたくさん心配かけてすみませんでした。』
「本当だよ…。心臓に悪過ぎだ。」
『すみません…。』
「とにかく、今日はゆっくり休めよ。怪我もしてるし、明日から事件の整理で忙しくなるだろうから。」
『はい。零さんもゆっくり休んでくださいね。』
「あぁ、ありがとう。じゃぁ、またな。」
『はい。送ってくださりありがとうございました。』
零さんは帰って行った。
私は部屋に入り、明日の準備をしてすぐに眠りについた。
翌日登庁すると早速佐々木や絢さんから
頭の怪我を心配された。
「名前ちゃん、頭の怪我大丈夫?白鳥警部から怪我したって聞いてたから心配だったのよ。降谷に怒られなかった?」
『怪我は大丈夫です。かなり怒られました。』
「だよねー。昨日、風見くんが電話したら、降谷さんがスゴく怒ってる…。て言ってたもん。」
『そうだったんですね…。』
「でも、よく爆弾処理できたわね!」
『あぁ、あれは零さんのおかげなんです。』
「そういえば、降谷も爆弾処理得意だったわね!松田くんや萩原くんといつも一緒だったから。」
『はい。零さんに聞きました。みなさん殉職されたんですよね…。』
「えぇ、みんなが殉職して以来、降谷は感情をあまり表に出さなくなったのよ…。」
『そうなんですね…。』
「特に諸伏くんが亡くなってからは無心で仕事していたわ…。」
『諸伏さんって公安でしたよね?』
「えぇ、降谷と一緒にあの組織に潜入していたの。その組織に公安だってことがバレてしまって、組織の人に殺されたって聞いたわ。」
『そうだったんですね…。』
「でも、降谷は名前ちゃんと出会って、少しづつ明るくなったわ。感情も表に出すようになったし。名前ちゃんのおかげね♪」
『確かに、初めて会った頃より怒ったり、笑ったりが増えた気がします!』
「でしょー。だから、これからも降谷を頼んだよ!じゃぁ、今日も頑張ろう!っあ!無理だけはしないでね!降谷に怒られるから!」
『はい。善処します!』
私は刑事課に話をしに行ったり、書類整理などに追われ、バタバタした1日だった。
「本当によかったよ…。」
『今回ばかりは本当に怖かったです。避難できなかった方々がいたので。』
「ちなみにどっちのコード切ったんだ?」
『青です。蘭ちゃんが話していた事を思い出したので!』
「何を話していたんだ?」
『新一くんと蘭ちゃんのラッキーカラーが今月は赤だってことです。』
「名前、知っていたのか!天井の瓦礫が崩れる直前、新一くんから電話でその事を聞いて、青いコードだ!って言おうと思ったら、瓦礫が崩れたんだよ。その後、叫んだんだが、応答がなかったから、聞こえてなかったんだろう?」
『はい。それと、前に蘭ちゃんと園子ちゃんとお茶した時に赤い糸の話もしていて、赤を切っちゃうと、零さんと縁が切れちゃう気がして切りたくなかったんです。』
「そうだったのか。」
零さんは嬉しそうにしていた。
『そういえば、零さん、黒いコードを切ったあと、タイマーが止まらなくて困っていた時、松田って言ってましたよね?松田って松田陣平刑事のことですか?』
「あぁ、松田は警察学校時代の友人なんだ。松田は爆弾処理が得意でね…。だが、3年前の爆弾事件で殉職したんだ…。」
『その事件、美和子さんから聞きました…。零さんと同期の方だったんですね。じゃぁ、萩原さんや伊達さんも諸伏さんもですよね?』
「あぁ。みんな同期で、みんな殉職した…。」
零さんは泣きそうな顔をしていた。
『零さん…。泣きたい時は泣いていいんですよ…。私が隣で涙を拭いてあげるので。』
私はニッコリと笑うと零さんが
「ありがとう…。」
そう言って車を走らせた。
しばらくして、私の自宅に着いた。
『零さん今日はたくさん心配かけてすみませんでした。』
「本当だよ…。心臓に悪過ぎだ。」
『すみません…。』
「とにかく、今日はゆっくり休めよ。怪我もしてるし、明日から事件の整理で忙しくなるだろうから。」
『はい。零さんもゆっくり休んでくださいね。』
「あぁ、ありがとう。じゃぁ、またな。」
『はい。送ってくださりありがとうございました。』
零さんは帰って行った。
私は部屋に入り、明日の準備をしてすぐに眠りについた。
翌日登庁すると早速佐々木や絢さんから
頭の怪我を心配された。
「名前ちゃん、頭の怪我大丈夫?白鳥警部から怪我したって聞いてたから心配だったのよ。降谷に怒られなかった?」
『怪我は大丈夫です。かなり怒られました。』
「だよねー。昨日、風見くんが電話したら、降谷さんがスゴく怒ってる…。て言ってたもん。」
『そうだったんですね…。』
「でも、よく爆弾処理できたわね!」
『あぁ、あれは零さんのおかげなんです。』
「そういえば、降谷も爆弾処理得意だったわね!松田くんや萩原くんといつも一緒だったから。」
『はい。零さんに聞きました。みなさん殉職されたんですよね…。』
「えぇ、みんなが殉職して以来、降谷は感情をあまり表に出さなくなったのよ…。」
『そうなんですね…。』
「特に諸伏くんが亡くなってからは無心で仕事していたわ…。」
『諸伏さんって公安でしたよね?』
「えぇ、降谷と一緒にあの組織に潜入していたの。その組織に公安だってことがバレてしまって、組織の人に殺されたって聞いたわ。」
『そうだったんですね…。』
「でも、降谷は名前ちゃんと出会って、少しづつ明るくなったわ。感情も表に出すようになったし。名前ちゃんのおかげね♪」
『確かに、初めて会った頃より怒ったり、笑ったりが増えた気がします!』
「でしょー。だから、これからも降谷を頼んだよ!じゃぁ、今日も頑張ろう!っあ!無理だけはしないでね!降谷に怒られるから!」
『はい。善処します!』
私は刑事課に話をしに行ったり、書類整理などに追われ、バタバタした1日だった。
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