瞳の中の暗殺者
~夢主設定~
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~トロピカルランド~
今日は久しぶりに零さんと休みが合い、組織の仕事もなかったため、2人で久しぶりのデートでトロピカルランドに来ていた。
『零さんとトロピカルランドに来れるなんて思ってもなかったです!』
「あぁ、休みが一緒なのが分かってから組織の方には探偵の方が忙しいから仕事を回さないでくれ。と言っておいたから、今日は思う存分楽しめるよ。いつも名前には我慢をさせてしまってるからな。」
『やったー!嬉しいです♪ありがとうございます!零さん♡』
零さんは顔を真っ赤にして、ニヤける口元を手で抑えていた。
私達はジェットコースターなど色んなアトラクションを楽しんだ。
ベンチで休憩することになり、零さんが飲み物を買ってくるから座って待っててと言って買いに行ってしまったので、私はベンチに座り待っていた。
『(久々に遊園地に来たけどやっぱり楽しいなぁ。まさか、零さんと来れるとは思わなかったけど♪)』
なんて考えていると、頬に冷たい缶を押し付けられた。
「ほら、買ってきたぞ。考え事か?」
零さんから飲み物を渡された。
『ありがとうございます!久しぶりに遊園地来たけどやっぱり楽しいなって。それに、零さんと一緒だから嬉しいなぁって考えてました♪』
「俺も嬉しいよ。っあ!もうすぐ時間だ!ちょっと行きたいとこがあるんだ。走るけど大丈夫か?」
『はい。今日は遊園地だから、スニーカーにしたので!(どこに行くんだろう?)』
零さんは時計を見て、慌てて私の手を取り走り出した。
少し走り、広場に着いた。
『零さん、ここ何かあるんですか?』
零さんはにっこり笑い、カウントし始めた。
「5…4…3…2…1…0!」
すると、私達の周りに噴水が上がり、真ん中にいた私達を包み込むように高く水が上がった。
『零さん!凄いですね♪』
「1時間おきにこうやって噴水が上がるんだ。名前、こういうの好きかなと思って!」
『はい!好きです!ありがとうございます♪零さん♡』
私は零さんに抱きついた。
私達はこの時は知らなかった。数日後にあんなことになることを…。
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