天国へのカウントダウンのその後
~夢主設定~
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~帰りの車内~
「今日はいろいろあり過ぎて疲れただろう?」
『はい。危険な脱出劇を2回もするとは思いませんでした…。』
「確かにな。組織もあれはやり過ぎだ。まったくジンは容赦ないな。」
零さんは苦笑いする。
『本当ですよ!2回目の車での脱出の時は子供達もいたから失敗できないし、本当に怖かったです。でも、零さんからもらったこのネックレスのおかげで零さんからお前ならできるって言われてる気がして…。零さんありがとうございます♪』
「ちゃんとしたところで渡せなくてごめんな。名前が子供達を助けに行ってからずっと名前ならできると思っていたよ。」
赤信号で止まり、零さんは私の方を向いて優しく笑ってくれた。
『大丈夫ですよ。渡された場所がどこであれ、零さんからのプレゼントはとても嬉しいです!本当にありがとうございます♪デザインも素敵です。』
零さんのくれたネックレスは色はピンクゴールドで雫型で小さなダイヤが散りばめられているシンプルで可愛らしいデザインだった。
「名前に絶対似合うと思ったんだ。気に入ってくれてよかったよ。」
『このネックレス毎日付けますね♪』
「仕事中もするのか?」
『Yシャツの下に付けたら見えないから。それに、お守りとしてずっと付けていたいので。』
「そうか。ありがとう。嬉しいよ。」
零さんの顔を見るとすごく嬉しそうにして笑っていた。
私も嬉しくなって助手席で笑っていた。
~降谷said~
しばらく走り、名前の自宅の前に着いた。
「着いたぞ…って寝てるし…。」
横を見ると名前は寝てしまっていた。
身体を揺すり起こそうとするが起きる気配がなく俺は困っていた。
「どうしようかな。彼女とはいえ、さすがに勝手に家に上がるのもな…。」
少し考え、自分のセーフティーハウスに向かった。
セーフティーハウスに着き、名前を抱きかかえて、自室に向かった。
寝てしまった名前をベッドに寝かせ、俺はお風呂に入り、パジャマのスウェットに着替える。
リビングに戻り、もう一度名前を起こしに行った。