天国へのカウントダウン
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すると、コナンくんが慌てて戻ってきた。
「名前さん屋上で火事が起きて、救助ヘリが着陸ができない!」
『っえ!こっちも緊急事態なんだけど…。』
私は棚の方を指さす。
「っえ!なんだって!爆弾!」
「全部のテーブルにあるわ。」
『屋上の火が鎮火するまで待つのは無理だよ。4分じゃ鎮火なんて無理。』
コナンくんは窓の方を見て、何かに気づき、車の方に走り、キーが付いているのを確認する。
「そうか!この車で飛び移るんですね!」
「無理よ。ビルの間は50m、飛び移るとなると60mってところね。隣のビルとの高低差は20m、地球上の物体は空間では水平方向に同じ速度で進むけど、下向きには重力によって決まった割合で速度を上げながら落下するの。20m落下する時間を求める式はt=√2s/g。tは求める時間。gは重力加速度 9.80665m/sec.2。sは落下距離20m。この式に当てはめると2.02秒…。つまり、20m落下するのに約2秒。2秒で60m進まなければいけない。てことは…」
私はコナンくんの考えに気づき、話し出す。
『1秒で30m。時速にすると、108㎞。この会場の広さだと出せるスピードはせいぜい5~60㎞。このままだと向こうのビルに届く前に落ちちゃうけど、こうすれば行けるんじゃない?でしょ?コナンくん?』
私はトランクの扉を開ける。
「うん!」
すると、元太くんが
「どういうことだよ!分かるように説明しろよ!」
「コナンくん達は爆破と同時に飛び出して、爆風を使って向こうまで飛び移ろうと考えてるんですよ!」
と光彦くんが言うと元太くんはビックリして
「なにー!」
「どーせ待ってても死んじまうだ…。やろうぜ…。」
歩美ちゃん達が
「やろー!」
「やりましょう!」
「いっちょ派手にな!」
『あのーコナンくん…?カッコつけて言ってるけど、運転するの私なんですけど…。』
「成否の鍵となるのはタイミングね…。タイミングが早ければそのまま落下してしまうわ。」
「あぁ。車に乗るとタイマーが見えないんだ。俺の時計はバッテリー切れてるし…。」
『私も、時計零さんに預けちゃったしな…。』
「歩美ちゃんだったら30秒当てられるんじゃないですか?」
「でも、さっき外してたぞ。」
「どうだ歩美ちゃん?できるか?」
歩美ちゃんは少し考え
「コナンくんが一緒なら…。コナンくんが一緒なら私できると思う!」
『(歩美ちゃん…。)』
「だったら、私が30秒までカウントして、その後車に乗り込むってのはどう?」
『うん。それでいこう。机を少し移動させて車の通り道を作ろう。』
私は目暮警部に連絡する。
『目暮警部ですか?会場に爆弾がしかけられています。それで、急いで屋上のドームを開けるように風間さんにお願いしてください。』
「わかった。風間さん、ドームを開けてください。お願いします。」
風間さんは電話をする。
零さんが
「目暮警部。電話を借りてもいいですか?」
電話を借りて
「名前!何をするつもりだ?」
『零さん…。今からそっちに行きます…。待っててください。』
私は電話を切り、如月さんを車に乗せ、乗り込む。
助手席に歩美ちゃんとコナンくん。
後部座席に光彦くん、元太くん、如月さんが乗る。
哀ちゃんはタイマーの近くで30秒までカウントするが…
「灰原さん!」
『どうしたの!?』
「灰原さんがカウントをやめないんです!」
『哀ちゃん!』
「バカね。ギリギリまでカウントした方が正確でしょ?」
『(哀ちゃん!まさか自分だけ犠牲になるつもりじゃ!)』
すると、元太くんが哀ちゃんのところへ走り、哀ちゃんを連れてきて、車に急いで乗り込んだ。
『行くよ!』
私は歩美ちゃんのカウントを聞きながら、アクセルをベタ踏みし、スピードを上げる。
「名前さん屋上で火事が起きて、救助ヘリが着陸ができない!」
『っえ!こっちも緊急事態なんだけど…。』
私は棚の方を指さす。
「っえ!なんだって!爆弾!」
「全部のテーブルにあるわ。」
『屋上の火が鎮火するまで待つのは無理だよ。4分じゃ鎮火なんて無理。』
コナンくんは窓の方を見て、何かに気づき、車の方に走り、キーが付いているのを確認する。
「そうか!この車で飛び移るんですね!」
「無理よ。ビルの間は50m、飛び移るとなると60mってところね。隣のビルとの高低差は20m、地球上の物体は空間では水平方向に同じ速度で進むけど、下向きには重力によって決まった割合で速度を上げながら落下するの。20m落下する時間を求める式はt=√2s/g。tは求める時間。gは重力加速度 9.80665m/sec.2。sは落下距離20m。この式に当てはめると2.02秒…。つまり、20m落下するのに約2秒。2秒で60m進まなければいけない。てことは…」
私はコナンくんの考えに気づき、話し出す。
『1秒で30m。時速にすると、108㎞。この会場の広さだと出せるスピードはせいぜい5~60㎞。このままだと向こうのビルに届く前に落ちちゃうけど、こうすれば行けるんじゃない?でしょ?コナンくん?』
私はトランクの扉を開ける。
「うん!」
すると、元太くんが
「どういうことだよ!分かるように説明しろよ!」
「コナンくん達は爆破と同時に飛び出して、爆風を使って向こうまで飛び移ろうと考えてるんですよ!」
と光彦くんが言うと元太くんはビックリして
「なにー!」
「どーせ待ってても死んじまうだ…。やろうぜ…。」
歩美ちゃん達が
「やろー!」
「やりましょう!」
「いっちょ派手にな!」
『あのーコナンくん…?カッコつけて言ってるけど、運転するの私なんですけど…。』
「成否の鍵となるのはタイミングね…。タイミングが早ければそのまま落下してしまうわ。」
「あぁ。車に乗るとタイマーが見えないんだ。俺の時計はバッテリー切れてるし…。」
『私も、時計零さんに預けちゃったしな…。』
「歩美ちゃんだったら30秒当てられるんじゃないですか?」
「でも、さっき外してたぞ。」
「どうだ歩美ちゃん?できるか?」
歩美ちゃんは少し考え
「コナンくんが一緒なら…。コナンくんが一緒なら私できると思う!」
『(歩美ちゃん…。)』
「だったら、私が30秒までカウントして、その後車に乗り込むってのはどう?」
『うん。それでいこう。机を少し移動させて車の通り道を作ろう。』
私は目暮警部に連絡する。
『目暮警部ですか?会場に爆弾がしかけられています。それで、急いで屋上のドームを開けるように風間さんにお願いしてください。』
「わかった。風間さん、ドームを開けてください。お願いします。」
風間さんは電話をする。
零さんが
「目暮警部。電話を借りてもいいですか?」
電話を借りて
「名前!何をするつもりだ?」
『零さん…。今からそっちに行きます…。待っててください。』
私は電話を切り、如月さんを車に乗せ、乗り込む。
助手席に歩美ちゃんとコナンくん。
後部座席に光彦くん、元太くん、如月さんが乗る。
哀ちゃんはタイマーの近くで30秒までカウントするが…
「灰原さん!」
『どうしたの!?』
「灰原さんがカウントをやめないんです!」
『哀ちゃん!』
「バカね。ギリギリまでカウントした方が正確でしょ?」
『(哀ちゃん!まさか自分だけ犠牲になるつもりじゃ!)』
すると、元太くんが哀ちゃんのところへ走り、哀ちゃんを連れてきて、車に急いで乗り込んだ。
『行くよ!』
私は歩美ちゃんのカウントを聞きながら、アクセルをベタ踏みし、スピードを上げる。