純黒の悪夢
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~東都水族館、観覧車前~
私は公安に合流した。
「おー!お前今までどこに行ってたんだよ!降谷さんから連絡来た時、お前に代わってほしいって言われて、今、一緒じゃないって言ったら、俺が怒られたんだからな!」
『えへへ…ごめん。ごめん。』
「名前ちゃん!降谷さん無事でよかったね!」
『はい。』
そこへ風見さんがやってきた。
「やっときたか。さっき電話で話したとおり、彼女を観覧車に乗せる。清水達は下で待機。佐々木、苗字は俺と一緒に付き添いとして観覧車に行く。彼女と観覧車に乗るのは俺だけだ。」
私と風見さん、佐々木、キュラソーは従業員通路を通り、観覧車乗り口に向かった。
風見さんとキュラソーが観覧車に乗った。
私と佐々木が下に待機している絢さん達の所まで戻ろうとしていた時、人混みの中にコナンくんの姿を見つけた。
『ごめん。佐々木、先に下に戻ってて。』
「おっおい!」
私はコナンくんの後を追い、立ち入り禁止の観覧車内部に入った。
コナンくんに追いつき
『コナンくん!なんで君がここに?』
「名前さん!赤井さんから黒ずくめの奴らが東都水族館に向かったって聞いて来たのと、彼女が持っていた半透明の色がついた単語帳みたいなものを見て気づいたんだ!観覧車で発作を起こした理由に!」
『理由?』
「うん!彼女はこの単語帳みたいな半透明のカードを使ってノックリストを瞬間記憶してたんだよ。観覧車で発作を起こしたのは、観覧車から見える下にある5色のライトがこのカード の色と同じだったから。つまり、彼女の脳こそが記憶媒体なんだよ。」
『彼女の脳が記憶媒体…。』
「うん。彼女が医務室で検査してもらった時に脳級の奥に珍しい損傷があるって言ってて、生まれつきのものだろうって言ってたんだ。」
『そういうことね。でも、1人で向かうのは危険すぎる。』
コナンくんは頭を掻きながら
「ごめんなさい。でも、赤井さんから名前さんも水族館に来るって聞いてたし、赤井さんも来るって言ってたから…あはは…」
『連絡ぐらいしなさいよ。組織関係だと、帰りなさいと言っても帰らないだろうから、私もついて行く。』
「名前さんありがとう!それで、車軸とホイールの間に無数のコードが張り巡らされていて、それが1つの消火栓に繋がってるんだ。」
『(おそらく起爆装置だろう…。)わかりやすい仕掛け…。見に行こう!コナンくん!』
私達は消火栓のところに向かった。