純黒の悪夢
~夢主設定~
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
私達は赤井さんがいると思うところまで走って行った。
そこでは、降谷さんと赤井さんが喧嘩をしていた。
『降谷さん?赤井さん?こんな時に何をしているんですか?まさか、こんな時に喧嘩なんてしていたんじゃないですよね?』
私は腕を組んで、イラついた顔をして立つ。
「苗字!!」
「名前さん顔怖いよ…。そんなことより、奴らキュラソーの奪還に失敗したら、この観覧車ごと吹き飛ばすつもりだよ!お願いだから手を貸して!奴らが仕掛けて来る前に爆弾を解除しとかないと!」
『降谷さん、赤井さん。協力してください。』
私は2人にむかって頭を下げた。
降谷さんは赤井さんを睨んだが、赤井さんは今は喧嘩してる場合じゃないと首を横に振る。
「分かったよ。苗字、頭を上げろ。」
『ありがとうございます!』
私はニッコリと笑い、コナンくんにウインクした。
「安室さん!赤井さん!起爆装置はあっちだよ!」
4人で起爆装置のところに向かう。
『コナンくん、安室さんの本名知ってるんだから、本名で呼んだらいいのに。』
「知ってるけど、本名で呼び始めたら、蘭や元太達の前でも本名で呼んじゃうかもしれないからね。」
『コナンくん。降谷さんのためにありがとう♪』
途中、赤井さんは車軸の爆弾を調べに行った。
~起爆装置の前~
『下手に触ると危険だと思ったので、コードが繋がってるところのガムテープの隙間から中を確認しました。割と小型の起爆装置です。』
降谷さんは扉の取っ手ごと取り外した。
「これで大丈夫だ。安易に開けなかったのは正解だったよ。さすがだな。苗字。」
『ありがとうございます。降谷さんにいろいろ教えてもらったので!爆弾の解除は1人ではまだできないですが…。』
「充分だよ。」
降谷さんは優しく笑った。
「どう?安室さん?解除できそう?」
「あぁ、よくあるタイプだ。解除方法は分かるよ。」
そう言いながら、降谷さんは消火栓のホースを外に出していく。
「へぇー、安室さん爆弾に詳しいんだね!」
『確か、警察学校の同期の松田さんから教えてもらったんですよね。』
「あぁ、あいつは爆弾の解体中、爆発に巻き込まれ亡くなったが、あいつの腕は確かだったよ。あいつのためにも俺がここでそれを証明してみせる!」
「安室さんって名前さんの前だと自分のこと俺って言うんだね。」
『降谷さん、素が出ちゃいましたね。苦笑』
そこへ、爆弾を確認しに行った赤井さんが戻ってきた。