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BL短編

君に笑っていてほしいんだ。

本当に星のような君の光が、決して消えないように…



「ジェームズ?おい、聞いてんのかよ」

「ん?あ、あぁ、ごめんよ、シリウス。君のスウィート・ボイスを
聞き逃してしまったよ。」

「んだよ、その気持ちの悪い言い方は」

「ひどいなぁ、シリウス!僕は君を想って…」

「歪んでるぜ、友情が!お前の想い人はエヴァンズだけだろ?」

最近、君が好きなんだよなぁ…なんて、言えるわけもない。

乾いた笑い声を立てて、そうだね、と言ったら、

君は微妙に傷ついたような、哀しい顔をして微笑んだ。

どうして、そんな顔をするんだ。

どうせなら、笑っていてほしいのに。

「やっぱ、そうだよな。…っわりぃ、俺、外行ってくる。」



いつになったら気づいてくれるんだい?

僕が君に恋してるって、さ。



「I , really loves you, Sirius.」
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