ホグワーツ特急
名前
前提セシリア・ポッター
・ポッター家の人で、ジェームズの双子の妹。
・やはり天パの茶髪に、ハシバミ色の瞳。
・結構美形(綺麗:可愛い=4:6くらい)
・悪戯は好きだが、人を傷つけるのは避ける
・頭は良いが、真面目ではない
・極端に甘い物は嫌いだが一般のお菓子類は好む
(食べ物の)チキンが好き
オリキャラ登場の際は追加します!
若干のネタバレですが、、、
主人公ちゃんは特殊な予知能力があります!
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「うちのバカが!ごめんなさい!」
土下座を始めた少女を前に、リリーとセブルスは共に狼狽えていた。
「ちょ、ちょっと、良いのよ!」
「連帯責任よ!もう、本ッッ当に申し訳ないわ」
「貴女がやったことじゃないわ!そうよね、セブ?」
「別に君には怒っていない。」
「ってことで、もう気にしないの!それより、もうすぐ着くと思うわ。着替えたほうがいいわよね?」
やっと起き上がってうなずいた[#da=1#]に、二人はため息を付いた。
「イッチ年生はこっち!イッチ年生はこっち!」
ボートに乗ってホグワーツに向かうまでにリリーとセブルスは既に
疲れ切っていた。すべての原因は[#da=1#]にある。
と、いうのも、湖の大イカを探そうとしてボートから落ちかかったり、頭を石橋に思いっきりぶつけたり、前のボートのジェームズに呪いをかけようとしたり…
を、止めていたのはすべて一緒に乗っていた二人だったのである。
「ホグワーツには4つの寮、グリフィンドール、レイブンクロー、
ハッフルパフ、スリザリンがあり、それぞれが輝かしい歴史を持っています。組分けが始まるまで、この部屋で待っていてください」
厳格そうな魔女が喋っているのを聞きながら、一年生たちは不安そうに待っていた。…ジェームズを除いて。
(「やぁ!みんな、僕はジェームズ・ポッター!僕がグリフィンドールかどうか、かけないかい?1シックルから!」)
まもなくして、あの魔女とともに、一年生は大広間へと導かれた。
天井と思しきところに空が広がり、無数のキャンドルが浮いている。
4つの大きな長テーブルに、生徒がびっしりと座っている。
よく見ると一番前に古ぼけた帽子が乗っていた。
「今から組分けを始めます。名前を呼ばれたら前に出てきてこの帽子を被ってください。それでは、ブラック・シリウス!」
「……………………グリフィンドール!」
広間にざわめきが走った。ブラック家といえばスリザリンという常識が覆された瞬間だった。しかし本人は喜々として席に向かった。
「皆さん、静かに!…エヴァンズ・リリー!」
「グリフィンドール!」
隣に立っていたセブルスが小さくため息をつくのが聞こえた。リリーはセブルスに目配せすると自分の席に向かった。
次のエイブリーがスリザリンになった。
アルファベット順にどんどん組分けが進み、
ついにジェームズが0,1秒でグリフィンドールにされた。
「ポッター・[#da=1#]!」
「ふ〜む、これは難しい。勇気は十分にある。知性も悪くない。
敵への狡猾さも持ち合わせている。さて、どの寮に入れたものかな」
「いや、普通にグリフィンドールで」
「いいのかね、スリザリンに入れば…」
「グリフィンドールが良いって言ってんじゃん」
「君がそう望むなら…グリフィンドール!」
[#da=1#]は安堵のため息を付いてフラフラと席に向かった。