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• あたたかい場所

  やちよと文は恋人同士。外に出かけるのも好きだけど、今日は文の部屋でおうちデートの真っ最中。そんな中、何かが文の耳に届いた。それは誰かのくしゃみをする音だった。

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• 大丈夫

  鶴姫やちよは夢大路文と付き合っていた。一緒に住んで、幸せなひと時を過ごしていた。ただ、やちよはよく夢を見た。それは夢大路文が目の前からいなくなってしまう、そんな夢。一回目は笑えることができた。二回目は悪態をつくことはできた。三回目からは笑い飛ばすことさえできなくなっていた。しばらく見ていなかった夢を久しぶりにみた。「さよなら、やちよ」文はそう言って。

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