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第2話

マリオ「中庭は10時以降は侵入禁止って影から聞いただろ?
 2日目に早々破っちまって、見つかったら叱られるぞ~?」
ナナ「な…何よ、入ったからにはマリオ達も同じじゃない!」
ルイージ「そ、そうだけど……」

「あ、マリオとルイージも来たの~?」
カービィが木の茂みの中から飛び出してきた。

ルイージ「それよりさっき、人が通り過ぎていったよね?」
カービィ「うん、だから皆で隠れてたんだぁ」
マリオ「(緑の中にピンクはバレるだろ普通)
 で、俺とルイージは今から追い掛けるんだけどよ、一緒に来r「もちろんよ!!」
マリオの言葉が終わる前に返事を返すナナ、
やる気は120%らしい。
カービィと子供リンクも行くと返事を返し、そして直ぐに5人は走り出した。



少し走って建物の角に曲がる前に、
先頭を走っていたマリオが急に止まった。
そして!
どーんっ。
マリオ「どぉう!?」
良くある、先頭に後列が追突アタック!
一瞬角から飛び出したが、マリオが慌てて戻ったので気付かれる事は無く。
ナナ「な、何で止まるのよ!」
カービィと子供リンクも文句をたれるが、マリオは角の先を見据えながら静かにするように指示をしただけだった。
ルイージ「……どうしたの?」
マリオ「向こうから妙な音がするから止まったけど……影が戦ってる」
ナナ「うそ!」
ナナがマリオを半ば突き飛ばして覗き込む。
目線の先では言う通り、影が激しい戦いを繰り広げていた。
しかし、
ナナ「誰、アイツら……?」
影の他に、数人の人間がいた。

「しっつこいんだよ!さっさと諦めやがれっ!!」
そう怒鳴るのは真っ黒な服の人物。影とは違って髪を縛っていない。
声色からして男なのだろう。
その男を集中して攻撃する影含む3人。
片方は灰色のマントで顔や体を隠している。
もう片方は水色の髪の女性で、背中に天使のような白い翼を生やしていた。
状況からして、敵は黒髪の男だろう。
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