第2話

そして、中庭の木に妙な物を見付けた。
1本だけ生えている木の葉っぱの中に、不自然すぎるピンク色の丸い物体。
と、木に張り付くように身を潜めている子供2人。
ピンク色の物体だけは、耳のような突起が無いので直ぐにカービィだと判った。

マリオ「何してんだアイツ等……。中庭は10時以降は進入禁止って決まりらしいのに」

「ぶはっ!!」
ルイージがマリオの手を無理矢理押し退けた。
ルイージ「もう!鼻も塞がって死ぬかと思ったよ!
 ……で、兄さんはこれからどうする気?」
マリオ「どうするって……何をだよ」
ルイージ「……兄さんがこのまま黙って寝るようには思えないんだけどなぁ、僕」

するとマリオは困ったように笑いながら「わかってたのか」と言う。
マリオ「勿論、こっから飛び降りてカービィ達の所へ行く。で、さっきの人影を追うぞ!」
ルイージ「相変わらず好奇心強いんだね、兄さん」
マリオ「冒険心と言ってくれ」
「はいはい」とルイージは返しながら窓を開けた。

ルイージ「ま、僕も行くけど!」
マリオ「そう来なくっちゃ!流石俺の弟!」
そう言葉を交わすと、2人は窓から中庭へと飛び降りた。



マリオ「おい、お前ら!」

その声に子供達はビクリと反応し、一目散に駆け出す。
マリオ「まっ、待てよ! 俺だよ、マリオだよーっ!」
ルイージ「(あれ、何処かで聞いたフレーズ。)」

マリオの言葉に子供達は立ち止まり、すぐさまやってきた。
子供の正体はナナと子供リンクだった。
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