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第2話

ポポが館へ足を踏み入れるが、その足は直ぐに止まってしまった。
何故かというと、
ほんの少し先に館へ入った3人が、

目の前で 凍っていたから。

ポポ「ナナっ! リン、カービィッ!?」

凍りついてしまっている仲間をどうにかしようと、ぺたぺたと触るが、どうしようもない。


その直後、ポポも凍りづけになっていた。


「……まったく、予想はしてたけどこんなに早く来るもんかぁ?」

凍りづけになっている4人の前に、影が歩み寄って来た。
右手が、うっすらと光っている。

「さぁてと、表にでも晒しとくかな。すぐ溶けるだろ」

ガン、とやや乱暴に氷を蹴る。
氷はつつーっと滑り、開いていたドアから滑って出て行った。
影が背を向けまもなくすると、何か盛大に物が崩れる音がした。

「…ま、大丈夫だろ」

だが影は気にせずそのまま館の奥へと進んだ……。





が、少しして、扉を閉めに慌てて戻って来た。
戸締りには要注意。
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