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第2話

スマデラメンバーが屋敷にやってきた翌日。
今は目的の無いメンバーは、それぞれで思い思いの事をしていた。



その早朝、メンバーの住む屋敷の
「01」と番号の書かれた部屋。

「……ぐー…」

新しい部屋の主、マリオは床の上で大の字で寝ていた。
彼の周りには物が沢山散らばっている。
どうやら物の整理をしている途中で眠ってしまったらしい。

こんこんっ
「マリオさーん」
「マリオっさーん!」
「ちょっ、もう少し静かに! 早朝ですよっ」
「あ、ご、ごめんなさい」

ノックの音とちょっとした漫才が聞こえた。
そしてもう一度ノックの音が響いた。
その音でマリオは目を覚まし、目を擦りながらドアの前へと向かった。

マリオ「んー……、どちらさまでぇ?」

「あのぉ、マルスですー」
「ろ、ロイです!」

マリオ「……ん? えぇ、どちらさまー?」

「い、いやだからマルスですぅ……」
「ロイですー!」

マリオ「んん?」

「「…………」」



マリオは寝ぼけている。


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