このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

第1話


「そんなん素直に聞けるかっ!」

唐突に、今まで大人しく話を聞いていたドンキーが立ち上がった。

DK「どう見たってコイツ、怪しいだろ?!」

影「……言うねェ、単細胞のデカブツが」
DK「なんだと!?」

ドンキーが腕を大きく振り上げた。
直後、影が素早く身を翻し――



ドンキーの目の前から影の姿が消えた。

DK「ウホッ!? おご……」



腹部に大きな衝撃。
影は一同が気付かない内に懐に入り込んでいた。
ドンキーは今の一発で気を失ったらしく、影がよっこらしょ、と持ち上げる。

他のメンバーはそれを見て絶句していた。

リンク「(たった一撃で……)」
サムス「(……なかなか強いみたいね、驚いた)」
ピカチュウ「(いたそ~)」

影「……何みんなで突っ立ってるんだよ? 早く行くぞ、ホラ」

影が遠くにあるドアに向かって歩いていく。
メンバーはまだ多少影を疑ってはいるが、大人しく着いて行く事にした。
4/16ページ