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31話~

数分後。



偽「♪みんなーでたーのーしっくぷっぷぷ ぷっぷぷ ぷー」
『ちゅうまう どせいさんです。』『かまきりは こわいです。』
大量のどせいさんと戯れる偽。
仕事そっちのけ。
フレイ『今度は脳天にクロスチョップかましてやろうか…』
殺意を若干抱いているフレイ。
しかし仕事はちゃんとしている。
…ふと、今まで治療の事ですっかり忘れてしまっていたドクターの事を思い出す。
フレイ「なぁクソ餓鬼「何だよークソばかー」「うっせぇ黙って聞け」
軽ーく貶しながらも会話を交わして行く。
フレイ「ドクターはどうなったんだ?マスターに預けてオレはすぐ出ちまったから…」
すると彼はなんだ、その事かと言い、どせいさんの溜まり場から抜け出す。
偽「お医者さんは心配無いよ。明日までには復活すると思うなぁ」
とだけ言うと、さっさとまたどせいさんの溜まり場へと戻った。

フレイ「そうか、なら安心だな…」
その言葉を聞きほっとした。
そして偽の方を向き…




「戻らないで治療手伝えよ!!」
フレイの
とびひざげり!
「みぎゃー!!」
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