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26話~30話




※何かと今回は白黒ドクターと29話のマリオのそっくりさんが出番多いんだってさ。



「う、ん……?」
目が覚めると、そこは見慣れている自分の部屋。
?1「ぉ…よう、起きたか?」
声のする方に目を向けてみると、なんとなく、黒っぽい人影が映る。
まだ視界がぼんやりしている為、よくわからないが。
その人物にピントが合うと…
「うわーっ!?」
?1「Σうおぉ!?」
2人共、ほぼ同時にビックリする。
1人はその人影の正体に、もう1人はいままで大人しかった相手がいきなり飛び起きた事に。
?2「なっ、ちょ、おま、誰!?」
?1「ドクター、落ち付け。とりあえず落ち付け。」
その言葉を聞くとドクターはゆっくりと深呼吸し、
ドクター「……おやすみ」
ベッドに潜って現実逃避した。
?1『……怪我人だから起きるまで寝かしておくべきか、それともオレの事と現状を説明する為に起こすべきか…』
黒衣を纏った赤目のドクターが再び眠りに入った自分の原体を眺めつつ数分複雑な表情をしていた。





「海谷、朝食持ってきたぞ」
と、サンドイッチと牛乳の乗ったトレーを持って句が部屋に入ってきた。
そして影が寝ているベッドの横のテーブルにトレーを置き、椅子に座った。
影「悪ィな、中口。手間掛けさせちまって」
句「無理に動いて倒れたらどうする」
影「そんなに簡単に倒れる程、俺が柔だと思うか?」
句「…それは解っている。だがお前と言えど怪我人の1人には変わり無いからな」
その言葉を聞くと影が笑う。
影「お前も随分世話好きになったモンだな、将来は看護士にでもなればいいんじゃねーの?」

・・・・少しの間を置いて、

句「はーい影さーんじゃあご飯食べましょうねー」影「むぐぅー!!?」
棒読みでそう言って影の口にサンドイッチを詰め込んだ。

 ◇

冒頭の注意書き、今に始まった事ではない。
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