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26話~30話

だが
フィーア「その盾はもう効かない!」
突風の中を突っ切ってフィーアが目の前に現れた。
フィーアは左の拳を握り締めて…
フィーア「(マリオ…技を借りる!!)ファイア……」
シィル「(……ここまでですか…)」
フィーア「掌底ッ!!」
左手を伸ばし拳を開くと、小爆発が起こった!
シィルはその爆発を食らい、吹っ飛んだ。
そして壁に背中から勢い良くぶつかり気を失った。
影「……よく考えれば俺いなくてもよかったんじゃ…」
?1「いんや、影が俺を連れてこなかったら二人は負けてたかもよ~」影「…まぁ、そうかもな…」
ルイージ「フィーア!やったあ!」
駆け寄るルイージにフィーアは闇の力を解除し、「うん」と微笑む。
影「…とりあえず、お前もありがとな!」
男の方を向き、ニッコリと笑う。
…だが、男に先程の表情は無く、俯いている。
影「………どうした?」
気になって影は男の顔を覗き込もうとした。
?1「………ごめん…ちょっと、眠ってて…」影「え?」
ズシャアァッ

音に反応して振り返ったルイージとフィーアは、愕然とした。
そこにいたのはさっきからいる、マリオに酷似した男。
そしてその後ろに、

首からおびただしい量の血液を流して倒れている、影がいた。

ルイージ「影ぇっ!!」
ルイージが慌てて駆け寄る。
だが影はもう意識は無い。
確認できたのは…
仲間の「死」。
ルイージ「影………?」
彼は頭の中が真っ白になり、何も考えられない状態に陥る。
そしてそんな状態のルイージの後ろに、男が歩み寄った。
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