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26話~30話

?1「んで、どっちを倒せばいいわけ?」
男が笑顔で影に聞く。
影「あ、あっち。白い髪の人だ」
そう言うと「よし!お前なんだな!」と指を差すが、男はきょとんとした。
?1「…よく見ればシィルかぁ~。この頃から生きてたんだぁ」
シィル「……何を言ってるかわかりませんが貴方は僕の敵、という事になりますね。容赦はしませんよ。」
?1「あらまぁ相変わらずのSっ子だねぇ、シィルは。ま、敵だからやりましょか。」
そう言ってニィッ、と笑った瞬間…
シィルが襲い掛かった。
?1「おぉ、いきなりっぷりも健在!」
男はシィルが作り出すエア・カッターを次々に避けていく。
かなりの素早さで、なんと笑いながら。
フィーア「!(アイツ、速い…)」ルイージ「(…凄い…なんとか目で見えるくらいだ)」
?1「あははっ、でもまだまだ遅いよね!」
そう言うとフッ、と姿を消した。
シィル「!?」
「こっちだよ、こっち♪」
背後から声がして、その瞬間背中を蹴り飛ばされる。
シィル「ぅあっ……!!」
?1「ほーら、俺がシィル倒しちゃうかもよぉ?」
フィーアの方を向いてニヤ、と笑いながら言う。
するとフィーアは「僕が倒す!」と飛び出した。
男は「そうこなくっちゃ」と身を引く。
シィル「く…一発であれほどの力があるとは…。でも倒れてる暇は…」
シィルはよろよろと立ち上がり、後ろを振り返る。
そこには黒い光球を幾つも作り出して立っているフィーア。
フィーア「ダークミサイル!」
すべての光球がシィルに向けて襲い掛かる。
シィル「っ…ウィンド・シールド!」
突風が吹き荒れ攻撃を掻き消す。
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