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26話~30話

そこには倒れているフォーアとフォビオ。ルイージは気絶はしていないものの座り込んで辛そうにしている。
フィーア「っ、シィル!お前一体何をしたんだ!!」
シィル「何って…これですよ」
立ち上がったシィルは空に右手の平を向ける。
シィル「ファイアボール」
手の平から炎の球が3発、発射された。
奴が本来使えない筈のファイアボールを使っている事にフィーアは愕然としている。
シィル「貴方はまだ知りませんでしたよね?僕は一度見た技は大抵コピーできるんですよ。」
フィーア「(クソッ、かなり不利な状況になったな…兄さんとフォビオは気絶、ルイージは戦えるかわからないし…)」
シィル「何を油断しているのです?」
気付けばシィルが目の前にいた。
フィーア「しまっ…」シィル「ウィンドショット!!」
ボンッ!
フィーア「がっ……!!」
避けようとしたが間に合わず風の弾を諸に腹部に食らってしまった。
後ろに吹き飛び、地面を転がる。
ルイージ「フィーアッ…!」
ルイージは立ち上がろうとするが先程シィルのファイアボールを食らった左足が痛くてなかなか立てそうにない。
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